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60. 断捨離で気付いた。私は、ただの日常が好きだと。

こんばんは。

最近は、引越しに向けて家の掃除と断捨離に励んでいます。

私は、物を捨てることが苦手です。
使わないものをゴミ袋に入れる度、心がなくなるのではないかと言うくらいにダメージを受けます。

ひとつひとつの物に詰まっている思い出が邪魔をしてきます。
母親と一緒に買い物に行って買ってもらったハンカチ、出かけ先で記念に買ったハンカチ、後輩にもらったハンカチ。(ハンカチ好きやな)
その物を見るとその時の思い出が浮かび上がってきます。その思い出に触れた瞬間、ゴミ袋に入れられなくなるのです。

蘇ってくる思い出は、特別なものではありません。
本当になんでもない日常を切り取ったものばかりです。
そんな、なんでもない日常が今振り返ると大切な自分の1ページになっているんですね。

「本当に大切なものは失ってから気づく」という言葉は有名です。
「ただの日常」だと思っていたものも、過去になって「かけがえのない大切なもの」だったと気づくんです。

。。。かけがえのない大切なもの、というと少し大袈裟に聞こえてしまいますね。もっとラフな表現にするなら私は「日常が好き」ということになるのだと思います。

そう言い換えて思いましたが、確かに私は、非日常的なイベント毎はあまり得意ではありません。それよりかは、いつもの日常が好きでした。いつもの日常の中で変化するものを楽しむのが好き。天気とか食堂のメニューとか。そういったもので幸せが感じられるのですから、私は幸せ者です。
関西人的にいうと安上がりな性格とも言えますが!
(私は関西人ですが、決して関西人を悪くいっているわけではありません。今でも関西ラブです。)

内向的だなと思いますが、このnoteを読んでいただいた方で共感していただける方がいたら嬉しいです。


何はともあれ、人生の節目というのは発見が本当に多いです。
ただの引越し準備に「日常の尊さ」を教えてもらっています。


さて、物を捨てられない理由を正当化しているような言い訳はここまでにして、断捨離はまだまだ続きます。

心を鬼にして「1年間、使わなかったものを処分する」という工程を丁寧にやっていきたいと思います。


それでは、明日から1週間が始まります。
「ただの日常」を噛み締めながら過ごしていきます。

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