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航海日誌のすゝめ、寄港地メモのすゝめ

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2023年4月~7月末まで、
ピースボートクルーズで世界一周をして帰ってきました。
クルーズの「船内生活」とそれぞれの「寄港地」で役に立つ情報を、
文字はこのnoteで動画はYoutubeで 配信しています
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こんにちは Sallyです
今日は、航海日誌、寄港地メモについてのお話です

1 航海日誌のすゝめ
船内生活に慣れてくると毎日に新鮮味がなくなってしまい、100日があっという間に終わってしまいます。寄港地の印象は写真と共に長く記憶に残っても、船内生活は後から振り返ろうとしても、何をしていたかなかなか思い出せません。折角のクルーズ旅行の毎日を後からも思い出せると楽しいのではないでしょうか。そこでおすゝめするのが「航海日誌」です。

その日やったことを記録する、印象に残った講座内容のメモ、いつどこで誰とどんな話をしたか、その日食べた料理で美味しかったものなど、長々と書く必要はありません。何気ないことでいいです。後で振り返って、前半はこんな人と話してたんだな〜とか、この日にバーで飲んだんだな〜とか。私の面白い発見は、〇〇さんと読んでいたのに、ある日を境に◯◯ちゃんになっていた、この辺からすごく仲良くなったのだな、と分かります。面白いです。

日誌には、曜日を書き込みます
船内生活が始まるとあっという間に曜日感覚がなくなるからです。だから敢えて曜日も書くようにしています。曜日は実は、寄港地についた時に結構重要なのです。何曜日かによって、町の雰囲気は全然違います。例えば、キリスト教の国に日曜日に行くことができれば教会へ集う人々を見ることができたり、市場や広場も普段より賑やかです。しかし反対に日曜日には店がほとんど閉まってしまうような国もあったりするので、洋上でも日誌を書く時だけは曜日を意識するようにすると良いでしょう。ちなみにイスラム教の国の週末は土日ではなく、金土です。

曜日の他に書き込むのは天気、それからクルーズならではなのは海の様子を記録すること。海の色や船の揺れ、霧がかかっているとか、毎日海の様子も違います。気温も数字で書かなくても、寒くなってきたとか蒸し暑くなってきたとか、その日の自分の感覚で適当に書いていいと思います。
また、船内での変化、「海賊対策で外に出られなくなった」とか、あまり書きたくはないですが「緊急搬送があった」とか。

寄港地滞在の日は書くことが多いです。どこへ行って どうだったか、を食べたか いくらだったか、旅の失敗や印象に残った場所など。私は自由行動ばかりだったので、目的地へどうやって行って いくらかかったかもしっかり記録しています。

日誌を書くのは翌日の朝がいいです。その日に書こうと夜キーボードーに向かっていましたが、疲れて眠くて全然はかどりませんでした。翌朝ならまだ記憶があるし、朝は頭がスッキリしています。昼をすぎると、その日の出来事が始まり重なってしまうので必ず朝、できればその日の行動を開始する前に書くことをおすゝめします。

例えば私は、、、朝食を取らない(健康のために1日2食な)ので、朝起きたら5階で7時に始まるピアノを聞きながらカチャカチャとキーボードを打ちます。手書きでもいいです。どちらでも好きな方で。時差調整などでいつもより早く起きたときは、ピアノが始まる前に8階の静かなテーブルで書くこともあります。ピアノを聞きに来る人たちは静かに聞いているので集中できます。日誌を書き終えたらピアノの音に耳を傾けます。至福の時間です。
 写真:アレックスさん(超ベテランピアニスト!)

次の予定のない時はその足で5階のダイニングレストランにコーヒーだけ飲みに行きます。クルーズ後半は早起きすることが多かったので、コーヒー→ピアノと日誌の順でしたね。朝食を食べないのにレストランに入ってくる私に最初クルーたちはびっくりしていましたが、すぐに私の日本語を覚えてくれ、私が来ると「今日は食べますか?コーヒーだけ?」と、皆が聞いてくれるようになりました。朝食の席では皆さんお食事に忙しいので、私一人「自分の自主企画(映画上映と中島みゆきを聴く会)」の宣伝をしたり、おしゃべりしているうち気の合いそうな人と会話が始まり、そこから仲よくなった人も結構いましたね。

ではどんな感じで書いていたか、ご紹介します。キーボードで入力する場合Wordや、Macの場合Pagesに。日記のアプリもありますが、洋上はなにしろネットが通じないのでここは王道を。ページが増えてくるので、10日〜2週間で新しいページを作りました。

例えば、、、ある寄港地の日誌

緊急搬送があったある洋上の日誌

その翌日の日誌

寄港地滞在の日はこの何倍も書きますが、寄港が2日3日と続いたときは、洋上に出てから書いても大丈夫です。寄港地の印象は強いので2,3日で忘れることはありません。ただし、次におすゝめする「寄港地メモ」もあったほうがいいです。

2 寄港地メモのすゝめ
前回の動画で私はメモ帳に寄港地でのことをその場その場でメモをするとお話しました。洋上生活と違って寄港地訪問の日は刻一刻と変化があるからメモを取らないと忘れてしまいます。メモは例えばこんな感じです。

(メキシコ マンサニージョの例)
 8:30 船を出る>モニュメント>教会>町へ フルーツ30ペソ
10:00 ビール休憩 60ペソ/1杯
11:00 町の中心 教会、市場
11:30 教会のミサ参加>小さなスーパー
12:00 レストラン探す
12:30 パブへ入る テキーラ他500ペソ(2人)
 2:45 店を出る>お土産物色
 3:30 帰船
 4:45 船でお疲れ会
 9:00 寝る

この日は移動が徒歩でしたが、バスや電車に乗った時は所要時間や運賃などもメモします。このメモが後で航海日誌の「寄港地日誌」で役に立ちます。日誌にはメモを見ながらもっと詳しく書きます。これを書いておくと写真と合わせてとても豊かな旅行日誌が出来上がります
メモの時間はだいたいでいいです。メモし忘れて同行者に「何時頃やったっけ?」と聞くこともしばしば。私のメモは大雑把です。それでいいです。
大体の流れがわかればいいので。

いかがでしょうか?
10年前81回クルーズの時は、手書きの雑なものしか書かなかったので、「記憶が薄れてもったいないことをしたなぁ〜」と後悔しました。

皆様の中には、なかなか毎日書くのは大変!手書きならなおさら!とお思いの人もいるでしょう。書かなきゃいけない、と苦痛になるぐらいなら止めたほうがいいですが、本当に簡単なメモだけでもいいです。それでも毎日続けると習慣になります。特に洋上日誌は意外におもしろい記録になります

今回 私は日誌をおすゝめしましたが、他にも色々な人がいました。
ある人は料理の写真を撮っていました。私が「毎日写真撮っているんですか?」と聞いたら「忘れることもあるのよね〜」と笑っていました。それも面白いと思います。私は15階で自分で盛り付けたプレートがきれいな時は写真ではなくちょっと説明を加えながら動画を撮っていましたね。
(↓ これは写真。ちょっと食べ過ぎw)

また、知り合いの仲良しご夫婦は毎朝 日の出の写真を撮っていました。いつもお二人で仲睦まじくあまりに美しいので、日の出をバックにご夫婦の写真を撮らせてもらったこともありました。

何でも楽しみながら何気ない日々を記録に残す。それをできるだけ毎日続けると100日で素晴らしい作品ができあがります!

航海日誌を書くに当たって一つだけ決めていたことがあります。それは、
嫌なこと否定的なことは書かないということ。
人間 嫌なことは忘れるようになっています。でも日誌に書いてしまうと折角忘れていたのにまた思い出してしまいます。その時つらくて書いてしまいそうになってもぐっと我慢して日誌には楽しいこと嬉しいことだけを書きます。これは徹底しました。

手書きで書かれる人は今から航海日誌のための素敵な日記帳やノートを探して準備しておいてはいかがでしょうか。
ぜひ、クルーズ1日めから始めましょう!

読んでくださってありがとうございます

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