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APIについて

今回はAPIについての記事を書いていこうかと思います。


APIとは?

APIは、ソフトウェアやWebサービス、プログラムが相互に通信するためのインターフェースです。通信の基となる「リクエスト」と「レスポンス」でやり取りをします。
(リクエストとレスポンスについては以下の記事に書いています)
↓  ↓  ↓

APIの種類

APIの種類について「Web API」「OSが提供しているAPI」「ランタイムが提供しているAPI」があります。

・Web API
Web APIは、ウェブ上で提供されるAPIであり、HTTPプロトコルを通じてリクエストとレスポンスを交換します。主にウェブサービスやクラウドサービス、SaaSアプリケーションなどが提供するAPIです。

・OSが提供しているAPI
オペレーティングシステム(OS)が提供するAPIは、ハードウェアやシステムリソースへのアクセスを提供するものです。これには、ファイルシステムへのアクセス、ネットワーク接続、デバイス制御などが含まれます。

・ランタイムが提供しているAPI
プログラミング言語の実行環境やランタイムが提供するAPIは、特定の言語や実行環境に固有の機能を提供します。これには、メモリ管理、スレッド制御、ファイル入出力などが含まれます。

APIの構成要素

構成要素については以下のようなものがあります。

・エンドポイント
APIにアクセスするためのURLやURIです。各エンドポイントは、特定の機能やリソースに関連付けられています。例えば、ユーザーのプロフィールを取得するエンドポイントや商品を追加するエンドポイントなどがあります。

・リクエストメソッド
クライアントがAPIに対して行う操作を指定します。主なリクエストメソッドには以下があります。
GET: リソースの取得
POST: リソースの作成
PUT: リソースの更新
DELETE: リソースの削除
他にも、PATCH、HEAD、OPTIONSなどがあります。

・パラメータ
リクエストに含まれる追加の情報やデータです。クエリパラメータ、パスパラメータ、ヘッダー、リクエストボディなどの形式で送信されることがあります。これらのパラメータは、APIに特定の動作を指示するために使用されます。

・ヘッダー
リクエストやレスポンスに関連する追加の情報を含むヘッダーです。例えば、認証情報、コンテンツの種類、圧縮方式などが含まれます。一般的なヘッダーには、Authorization、Content-Type、Accept、User-Agentなどがあります。

・ボディ
リクエストやレスポンスの本文であり、データやコンテンツが含まれます。主にPOSTやPUTメソッドのリクエストで使用されます。JSON、XML、テキスト、画像など、さまざまな形式のデータがボディに含まれることがあります。

APIの利用方法

・APIキーの取得
APIを利用するには、通常はAPIキーが必要です。

・エンドポイントの特定
APIを利用するためには、エンドポイントを特定する必要があります。APIドキュメントやリファレンスを参照して、使用したい機能やリソースに対応するエンドポイントを見つけます。

・リクエストの構築
APIを呼び出すためには、適切なリクエストを構築する必要があります。リクエストメソッド、エンドポイント、パラメータ、ヘッダー、ボディなどを適切に設定します。

・リクエストの送信
構築したリクエストをAPIエンドポイントに送信します。これには、HTTPリクエストを生成して送信する方法が含まれます。多くのプログラミング言語やフレームワークでは、HTTPクライアントを使用してリクエストを送信できます。

・レスポンスの処理
APIからのレスポンスを受け取り、必要なデータや情報を処理します。これには、レスポンスのステータスコードの確認、ヘッダーの解析、レスポンスボディの処理などが含まれます。
※API呼び出し中にエラーが発生する可能性があるため、エラーメッセージやステータスコードを渡します。
↓ ↓ ↓ ステータスコードについて記載ある記事

今回は以上になります。最後まで閲覧いただきありがとうございます。


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