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親子の「毎日の会話」と、飲食店の「いらっしゃいませ」の共通点

親子の会話ほど、どうでもいいものは無い。一体、何を求めて親が声をかけてくるのかも分からない。というか、何も喋ることがないのだろうか。

だったら何も喋らなきゃいいのに、って思うのは僕だけだろうか。親を嫌ってる訳でもないし、というか、むしろ親には感謝してる。

ただ、ひとつ気に喰わないことを挙げるとすると形式的な挨拶程度で会話されても困るということ。

ぼくは初対面の人とは「天気がいいですね」「今日はここまで、どうやって来られたんですか?」なんて雑談をする。でも、ある程度顔見知りまでいけば、雑談なんてしない。

その人の思想だったり、考え方が分かるような質問をする。「その時、どう思ったんですか?」「それって、なんで??」って。そうすると、より深い関係が築けるのだ。まぁ、そんなこと言わずと知れたことだろうが。

でも、家族の場合は違った。

例えば「今日、雨降ってた?」と声を掛けられる。ぼくは質問に対して、丁寧に答えた。「お昼に少し降ったね。曇り空だったけど、天気予報は当たってたよ」と。すると、父は「俺のところわぁ〜...。」なんて話をし始める。

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