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麗江の玉龍雪山。

サブスクチャレンジ第7弾は、7泊8日の雲南旅行です。

国慶節と中秋節が合体した8日間の連休。なかなか予定が決まらなかったところに降って湧いてきたのが吉祥航空の乗り放題でした。購入に成功して最初に予約したのが、連休初日に雲南省屈指の観光地である麗江にイン、最終日に雲南省の省都の昆明からアウトというチケットです。

さて、初日。普段は春秋航空ばかりなので縁のなかった機内食を実に久しぶりにいただきます。麗江に到着してから遅めの夕食にするつもりでしたが、意外に美味しかったので完食してしまいました。

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到着後、雲南省の健康コード「雲南健康碼」を軽く見せて終わり。空港からタクシーで30分ほどで麗江古城に到着します。

玉龍雪山ツアー

2日目は麗江を代表する観光地、玉龍雪山をまわる現地ツアーに参加します。ぼくが参加したのは通常329元(約5,000円)のツアーですが、国慶節の超繁忙期は強気の599元(約9,000円)。でも、背に腹は代えられません。

玉龍雪山は5,596mの山で、そのうち観光客が登れるのは4,680mまでです。目玉は、3,356mの高さから4,506mまで一気に昇るロープウェイです。このロープウェイ、1日あたりの人数制限があり、前日までの予約と実名認証が必要なので要注意。さすがにこの高さになると空気が薄くなるため、ツアーには酸素のボトルが2本ついてきます。また、気温差も激しく、防寒具も貸してくれます。つまりは、軽装かつ手ぶらでも気軽に参加できるありがたい商品です。

玉龍雪山は麗江古城からバスで40分ほどの距離にあります。予約時にロープウェイに乗れる時間があらかじめ指定されるらしく、この日は午後一番の出発。なので、午前はもうひとつの目玉、藍月谷からまわります。

藍月谷

玉龍雪山の麓にある藍月谷は「小九寨溝」とも称される湖です。石灰と銅が生んだ自然のミルキーブルーがとにかく美しい。水の深さや眺める角度によって色がまた変わるのが美しい。

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ここで2時間の自由行動。藍月谷そのものはそれほど広くなく、ちょっと長すぎるのではという思いもあったのですが、とんでもない。いつまででも眺めていられそうな美しさでした。

お昼はツアーで火鍋をみんなで食べるところ、ぼくひとりは食事なしのプランを選んだので単独行動です。この手の食事は概していまいちなので、そのあたりの軽食で済ます算段です。

幸い、ツアーの食堂のまわりには食事の場所に事欠きませんでした。雲南名物の過橋米線をいただきます。

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すぐご近所には、中国で一番標高の高いところにあるマクドナルドも。旅行者としてはわざわざ観光地でマクドナルドなんて、と思わなくもないのですが、家族連れにはありがたいのでしょう。

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玉龍雪山ロープウェイ

お腹を満たしたところで、いよいよ山上の氷川公園へ。

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ロープウェイの乗車口の海抜は3,300mを超えています。日本で富士山に次ぐ高さを誇るのが3,193mの北岳なので、この時点で既に非日常。酸素を吸入している人が老若男女問わず大多数でしたが、実際はよほど激しく動かないかぎりは酸素ボトルなしでも大丈夫でしょう。

辛抱強く大行列にならび、いよいよロープウェイ。

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1,150mの高さを約10分間で一気に昇るので、相当なスピードです。途中、富士山の3,776mを突破、さらには森林限界も超え、景色が一変します。

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しかし、着いた先はあいにくの小雨模様。おまけに霧で何も見えません。けれども、そこにとどまるわけにもいかず、とにかく登っていきます。

さすがにこの高さになるとちょっと階段を登るだけでも息切れするので、酸素を吸入しながら、少しずつゆっくりと。

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最後の階段を登りきると、そこには真っ白な景色が広がっていました。

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とりあえず、登頂記念に高さがわかるものだけでも撮っておきました。

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本当は万年氷河を望む絶景らしいのですが、残念です。これも一期一会の旅の醍醐味と割りきって、この日はもう下山。雲南旅行の幸先はやや悪いかもしれません。

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