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大理の崇聖寺三塔。

7泊8日の雲南旅行はいよいよ終盤。

麗江での2泊、香格里拉(シャングリラ)での2泊、沙渓での2泊を経た7日目。朝一番で次の目的地、大理へと向かいます。

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沙渓から大理からまでは、行き同様、剣川バスターミナルを経由する必要があります。もともとは沙渓から乗合のコミュニティータクシーに乗って剣川バスターミナルまで行くはずでしたが、前日の晩にバーのお兄さんから直接大理まで行ってくれる白タクを紹介してもらったので、それに乗ることに。

沙渓から剣川は15元、剣川から大理は42元の計57元に対し、白タクは100元。約2倍のお値段ですが、所要時間は剣川経由で向かうより半分で済むと聞き、時間を買うつもりで白タクを選びました。

路肩に横から崩れてきた土砂が積もっていたり、濃霧で先が全然見えなかったりと命の危険を感じながらも、2時間弱で大理古城に着きました。

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到着後、大理古城の散策もそこそこに、1km強離れた5A景区の崇聖寺三塔まで歩いていきます。

三塔倒影公園

まずは崇聖寺三塔の手前にある三塔倒影公園。

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崇聖寺も含めてのチケットはもともと75元のところ、新型コロナウイルス対策の政策価格で半額の37元でした。

ここは崇聖寺の三塔を遠くから眺めるための小さな公園です。眺望に徹した公園だけあり、3つの塔がしっかり水面に映ります。

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崇聖寺三塔

さて、前座の三塔倒影公園の次は、崇聖寺三塔。

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崇聖寺そのものは清代に火災で焼失。2005年に再建されたものの、あくまでもメインは三塔です。この日はあいにくの曇り空でしたが、3つの塔がならんでそびえる姿は青空に相当映えるでしょう。

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主塔の千尋塔は、西安の大雁塔に似た四角形の塔です。

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左右に控える側塔は、建てられた時代が異なるためかやや異なり八角形。斜塔のように見えるのは気のせいではなく、実際にかなり傾いています。三塔を遠くから眺めたときに美しく見えるようにあえて傾かせている、と推測したのですが、どうやら地震で傾いただけのようです。

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三塔の奥にある聚影池では、三塔倒影公園同様に水面に映る三塔を眺められます。みんな写真撮影で落ち着かないので、ゆっくり三塔を鑑賞したければ三塔倒影公園がおすすめです。

崇聖寺三塔の見学を終えたあとは、路線バスで大理古城まで戻り、雲南コーヒーを飲みながら時間つぶし。

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その日のうちに動車に乗って、最後の目的地、昆明へ。

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