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大連で海鮮尽くし。

春秋吉祥サブスクチャレンジ、第9弾は遼寧省の大連です。

大連には過去に何度も訪れています。中国、ロシア、日本それぞれの文化が混じりあった独特の雰囲気、その複雑な歴史を感じる古い街並み、そして、レベルの高い海鮮に日本食。

ぼくにとって、大連はハズレのない、勝利が約束されている街です。深センで王将の餃子を食べた翌週末はぼくの誕生日。間違いのない大連で、確実に幸せな誕生日を過ごします。

上海と大連を結ぶ航路は、ほぼすべてが上海浦東空港からの出発です。この日はお昼前のフライト。早朝や深夜でないにもかかわらず、カウンターやランジは見事なまでにガラガラでした。国慶節明けの週末なので、旅行客が少ないのでしょうか。

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上海から大連までの約1,000kmを2時間強で飛びます。東京から博多までのフライトとほぼ同じですが、中国の国内線に慣れたいまとなっては短いようにすら感じます。

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大連周水子空港から地下鉄2号線で中山広場に向かい、そこから目的地のホテルニッコー大連へ。大連に来る度、定点観測と称して旧ヤマトホテルの大連賓館を撮影するのがお決まりになっています。大連賓館も2017年の年末に営業を停止したため、もはや旧大連賓館と呼ぶべきかもしれません。

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ホテルニッコー大連

地下鉄2号線の中山広場駅から1km弱歩き、ホテルニッコー大連へ。

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オークラ ニッコー ホテルズのホテルは中国大陸に約10軒あり、どこも600元からが相場です。ホテルニッコー大連もその例に漏れず、大連では中高級というイメージでしたが、コロナ後は一気に300元台まで値下がりしました。おそらく、メインの客層であろう日本からの出張者や旅行者がいなくなった影響が大きいのでしょう。日本人スタッフやウォシュレットといった日本人にとってありがたいポイントは中国人に訴求するにはやや弱く、しばらくは古びたホテルというポジションで勝負せざるを得ないのかもしれません。

そんな苦労が忍ばれますが、日本人にとってこの価格で泊まれるのは正直ありがたい。

一番安い「高級大床房」でも、いつもの安宿に比べるとずいぶんと広々としています。トイレは安心のウォシュレット。

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オーシャンビュー、あるいはハーバービューも高ポイントです。

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桂馬

大連に来た最大の目的が、海鮮、特にうにです。

これまでの経験から、うにはデリバリーで思う存分食べるのがぼくなりのベスト。かといって、部屋にこもってうにだけ食べるのも寂しい。そこで、主役の前にホテルの近所の居酒屋で小腹を満たします。

ホテルニッコー大連から徒歩数分、民主広場のグルメストリート「経典生活」にある桂馬を訪れます。数ヶ月前にはじめて訪れ、その海鮮の美味しさにすっかりハマりました。これも確実に幸せになるための布石です。

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お通しの肉じゃが、あん肝ポン酢、さんまのお造り。すべてが感動するほど美味しいのです。

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再びホテルニッコー大連

しかし、桂馬はあくまでも前菜。ほどよくお腹を満たしたあとは、ホテルに戻り、主役のうにを注文。

うに、さざえ、かき。これでもかと海鮮尽くしです。

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ホテルの1階にあるローソンで調達したウイスキーのミニボトルと炭酸水、ルームサービスの氷でつくったハイボールをひとり飲みながら、大連での誕生日の夜を過ごしました。

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朝ラン in 大連

海鮮とハイボールをたらふくお腹に詰めた翌朝。その罪悪感を少しでもやわらげるため、朝ランに繰りだします。

民主広場にたたずむ路面電車を横目にしながら走る。

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人のいない寂しげな大連港の国際フェリーターミナルを走る。

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東港の海辺を走る。

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そして、ホテルに戻ったら遅めの朝ごはん。サーモンといくらのセットを昨日の残りのハイボールで流しこむ。

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幸せな海鮮尽くしの誕生日はこれでおしまい。

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