見出し画像

地震について息子との会話

7歳の息子。トルコ大地震について先生が話をしたようで、家に帰ってきてから、
息子「ママ、トルコ大地震って知ってる?どういうこと?」
私「もちろん、知っているよ。大変なことになっているね。多くの犠牲者も出て・・」
と、ニュースに上がっていたYouTubeを息子に見せた。実際に建物が崩れる映像。関東大震災や東日本大震災・・・日本でも昔大きな地震あったんだよ、と告げた。すると息子は、地震の生々しい映像を見て、泣き出した・・・。
息子「地震ってこんなに怖いの?日本でもあるの?」
私「もちろん、あるよ。日本は地震がおおいからね。時々、揺れてるし。いつ大きな地震が来るか分からないんだよ」
息子「えーーーーーー!そしたらどうするの?逃げ遅れて、下敷きになって死んじゃうの?一軒家じゃなくて、マンションに引っ越そう」
私「一軒家もマンションも、いずれ同じ。早く逃げるしかないんじゃない?」
息子「だったら、地震が無い国に行きたい」

私「地震が無い国でも、竜巻とか津波とか、他の自然災害あるから、一番安全な国なんて無いんじゃない」と・・・息子は絶望的な顔で大泣き。
私「泣いても仕方ないし、今から怯えてても仕方がない。起こること想定して、備えておくしかない」
息子「もうやだ!怖いこと言わないでよ!
」と怒りながら、号泣が止まらぬ息子。。。(いやいや、聞いたのは、あなたでしょう・・・)

もっと上手く説明する方法あるんでしょうか。。「地震なんて無いよ」なんて嘘になるし、「大丈夫」なんて気休めだし。現実受けて止めてもらうしか無いと思うんですけど。

トルコでは1939年に大地震が発生し、3万人以上が犠牲になった地震を上回る規模。私たちは個人として、何ができるのでしょうか。
地震は怖い。怖いから逃げるとか、そういうことではなく、起こった後にどういう行動を取るべきか、また助け合っていけるか、そういうことを子供と共有していきながら、今できること=寄付を通じて被災者のサポートくらいしかできないかもしれないけれど、そういう小さなことでも助ける一員に加わることができることを伝えたい。



この記事が参加している募集

この経験に学べ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?