深夜。
吉本新喜劇を見ながら何気なくスマホに手を伸ばし、noteをチェックすると、右上のベルマークに【1】が。

お、嬉しいこってす…… スキ、嬉しいこってす……。
励みになります……。どれどれ……。

お望月さんさんの「【デビルハンター】「ジュディ婆さん」シリーズを読もう【老いと人生】」であなたのノートが話題になっています

お望月さんさん？ いや、お望月さん……！
例の通知機能が「ワシの事を書いている」と一目でわかるド直球のタイトルを表示した。
動揺のあまり、画面左上の『note』をタップしてホーム画面に戻る。

「読もう」と書いてあった。
つまり ”推薦”…… だろうか。
あの目利きなお望月さんの眼鏡にかなったということ……？ いや、眼鏡かけてるのかな…… コンタクトかも…… ワシは裸眼です…… そういう意味じゃあるまい…… などと軽く混乱しながら、プラズマディスプレイに映るばたやん（川畑座長）のおむすび顔をボーっと眺める。

気を取り直す。

震える親指で【1】が消えたベルマークをふたたびタップする。
……が、誤って隣の虫眼鏡マークをタップする（iPhone SEも買い替え時か？）。内心で軽く舌打ちしながらバツをタップし、あらためてベルマークに狙いを定め…… タップする。そして、通知テキストをタップ。

画面遷移。
タイトル画像が目に飛び込む。
1枚のタイトル画像は、”3つのパーツ” で構成されている。
1つ。煙草を燻らすジュディ。ワシがいつも使っている画像だ。
2つ。その隣になぜか並べられたジュディ。こちらは顔のドアップ。つまりダブルジュディ。白黒のババアが2つ並ぶとホラーじみて怖い。
3つ。……あれ、タイトル画像下段で見切れているこの緑黒のモコモコは……

『ジュディ婆さんの事件簿』に毎話 ”スキ” をつけてくださっているM野さん（の頭部）だとすぐに気づき、あえて見切れたままにしたであろうお望月さんのセンスに脱帽しながらちょっと声を出して笑った。でも…… なんでだろう、としばし考え、画像検索の結果画面を切り取ったのだと気づく。
※その後、寝て起きたら修正されていてチョッピリ寂しい。巻き添えを食ったM野さんには大変恐縮ですが（モロバレだけど一応、伏字）。

お望月さんが書いてくださった記事は、ワシの作品を褒めていた。

概要からはじまり、連載マガジンの紹介、さらには各話の見どころ/感想まで。これまで数名の方が取り上げてくださるたび（ありがとうございます）に人知れず頬を赤らめていたワシですが、今回の『ジュディ特集号』とも言える時間をかけて書かれた記事…… 自分なりに工夫した箇所とかに気づいてもらえつつ褒められちゃってる記事…… 広く知ってもらおうという気持ちがBIN-BINに伝わってくる丁寧な記事によって顔から火が噴き出し、III度の熱傷を負った。

noteではエッセイとかコラム、イラストが盛んで、小説も爽やかなものが多く見受けられるような気がする（自分調べ）ので、口の悪い老婆が斧で悪魔の顔面を十文字に斬る、とか、悪魔がボンキュッボンの女性の尻を触って涎を垂らしながら興奮する、とか、鉄の棒を耳から突っ込んで脳をかき混ぜる、とか、そういう暴力的な作品はあまり好まれない予感（自分の思い込み）のなか…… あえて「広く一般層向けにも」と紹介してくださったお望月さんには感謝感激雨あられです。

※補足
白黒で顰め面したジュディの顔からちょっとホラーな印象を受ける人もいるかもしれませんが、チト違います。
ジャンルは ハードボイルド・ババア・バイオレンス・アクション（HBVA：ハブヴァ。ガーファみたく書いたけど言いづらいので二度と使わない）です。
サスペンス色も取り入れていますが、ホラーではありません。皆さんもよくご存知の映画を例にするなら、アイドルが超高速のババアに襲われる『高速ばぁば』とか、ローン滞納したババアにちょっと冷たくしただけで銀行員がババアに呪われる『スペル』とか、タイに遊びにきたアメリカ人のカップルが日本産ババア悪霊をイギリス人からなすりつけられる『フォロイング』とか、アルツハイマーの老婆を取材しようと家を訪れた学生たちがヤベーことになる『テイキング・オブ・デボラ・ローガン』とか、チビッ子が祖父母の家に遊びに行ったら祖母（つまりババア）が夜な夜な裸で徘徊したりゲロ吐いたりババアと同じくらい危険な祖父（つまりジジイ）が暴れたりする『ヴィジット』とか、そういう薄気味悪い老人を描いたホラー作品とは違いますので、もしこれから読んでくださる人はご承知おきください。

じゃあその ”【デビルハンター】ジュディ婆さんの事件簿” って、何がどうイイのよ？ ……については以下にバッチリ書かれています。

ジュディの物語はまだ続きますんで、未読の方はぜひマガジンを開いて1話目から読み進めてくださるとチョーウレシーです。

では。

※その後……（追記更新）
お望月さん、宣言通り第5話の舞台を見てきたとのことで、写真をアップしていた。ゴイスー。