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「変わり者」ではなく「ユニークな人」

協調性が重んじられているばかりで、他の人と違う意見を持っていたり、異なった行動をすると「変わっている人」だ、と表現されます。人の数だけ考え方や生き方があるはずなのに勝手に設定された「普通」から逸脱した人は「変わり者」と言われます。人気の漫画やドラマを見ずに育ったこと、好きな音楽がたまたま洋楽やKPOPでありJPOPに対する知識がない僕に対して、あたかも変であるとの発言を受けたことがあります。僕自身趣味とするもの、好きなこと、楽しいと思うことはほかの人とはなかなか被らないことが多いです。考え方や生き方に関しても独特だ、とか面白い着眼点を持っている「変わり者」だと言われることがあります。が、僕にとってそれは誉め言葉です。人とは異なる考え方や生き方をしたい人間だからですかね、きっとそうだと思います。

ワーキングホリデーでカナダに滞在中のことですが、働いていたレストランで日本人の女性スタッフとお話する機会がありました。その方は僕が生まれた2000年にはすでにカナダへ移住しておりそのレストランでの勤務年数も20年以上と大ベテランです。その方に自分はこんな人間なんです~と話した際、僕のことを「ユニークな人」だと言って下さいました。

ユニーク

〘形動〙 (unique) 唯一であるさま。また、そのものだけが他と異なるさま。独特。無比。独自。

引用:kotobank.jp

「変わり者」ではなく、独特な人独自の考えを持つ人だと過去に言われたことはもちろんありません。決して日本の考え方が~、とか外国の考え方が~と優劣をつける気もありませんが、ユニーク、と表現されたことが僕にとってすごく新鮮な体験でした。

奇抜で独特なファッションに対しては、変と言わずユニークなスタイルだ、と言いますよね。人においても考え方や生き方が独特であっても普通じゃないとみなして「変わり者」とは言わずに「ユニークな人」と表現してもいいじゃないですか。

そもそも普通って誰が決めたんですか?自分にとっての普通は他人にとっての普通ではないかもしれません。
僕はこう考えているだけであって少なからず理解が難しいと思う人、いやいやそんなことはないよと思う人はいらっしゃるでしょう。その方々と議論する気もさらさらありませんし、どっちが正しいかなどとも思いません。
いろんな考えがあるからこそ面白く、他の人の考え方を聞いたときに自分にとってそれは刺激的な学習の機会になるのです。その学習があったからこそ自分の考え方がアレンジされてまたよりよいものになるかもしれない。

だからこそ、

みんな違ってみんないい

と考えています。


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