傍聴に行って思うこと

今回の会でわたしの耳に残っているのは
「これは国の施策ですから、、県からの事業ですから」
「責任のあることなので、市として判断は難しい」
「資料に書いてあるとおりなので、、、」

一つの自治体の長としての意見や考えを問われたとき
「〇〇が言ってたから」とか
「〇〇から言われているから仕方ない」
という他人事の発言を耳にしたら、残念だなって思います。

その時の内閣が決めたことを
そのまんま伝えるだけのAIではないはずなので
それをふまえて、ここではどうかを決めていくというのは
今のシステムではできないのでしょうか。

ちょうど、うわじま市民大学で地方自治の講座があるので
そういうことも市民が学んで行けたらいいですよね。

まぁいろんな問題があることもお察ししますけれど

市長の、教育長の本音というか、
今やってることの根拠、なぜならばをちゃんとご自身の口から説明してほしいなと思います。
「国の施策でこのようになっていますが、本市の状況や議会や市民の意見も踏まえて、〇〇と考えたからこのようにしている」
って、考えてるかどうかは別として、言い方一つで聞き手の印象は変わってくると思うんですね。

手元の資料にある通り、、と言われましても
傍聴している市民にはなんの資料もないのですから
さっぱりわかりません。

傍聴に来ている人が、何を求めてきているかは人それぞれだと思います。

全体の雰囲気を見て、言葉ではなくて人を見ている
その人が何をいうかを聞きにきている
聞いても見てもないけれど、そこにいる事で議会に対して圧をかけている
頼まれたから来ている

来ていなくても、インターネットやテレビで見ている人たちに
少しでもわかりやすいような答弁だといいですよね。

資料も全部公開してくださいなんていいません。
だから、書いてあっても、めんどくさくても
ご自身の口で話すということをしてもらえると非常にありがたいです。

議員さんってすごいですよね。
自分の意見を公の場で開示して、どんな回答が返ってきても
それにすぐさま対応して次の質問へと導いていく

わたしはまず、自分の意見を表明することが苦手です。
前と比べたら、ずいぶん開示するようにはなりましたが、まだまだ。

質問力

質問力って、こういう方達に限らず
日常生活でもとっても大事ですよね。
でもむずかしい。

相手からどんな言葉を引き出すのか
相手のこれだ!っていうポイントを押さえて
時間を無駄にしないような質問をする。

「明日、何してますか?空いてますか?」
というようなざっくりした質問だと
「なんで?」って聞き返さないといけないし
その内容によっては、空いてもいるし空いていないともなる。

質問された側が、推測したり、想像したりする時間を作ることは
その人の時間を奪うことにもなりますから

できるだけ、要点を伝えてからとは思いますが
わたしもまだまだ訓練中。

特に、こういった公の場での質問は
第三者が聞いていたとしても、その意図がわかるようにしなければならず
言葉の使い方や話す順番、声のトーンまで
計算され尽くしているのだろうなと思います。

そこまでやってなくて、出たとこ勝負な人もいるかもしれませんが

そういうやりとりを、生で見るというのはものすごい勉強になります。
え?見てるのそこ??って思うかもしれませんが
わたしは人も見ますし、言葉も聞きますし
その人の言葉の真意はなんなのかとか考えるのが好きだし
人それぞれ、戦略とか違ってて見てるの面白いですよ。

いいこといっぱいだから、来たらいいのにって思います^^

お土産は自分で作るんですよ。



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