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東北の自閉症支援の未来に向けて

この記事は2,509文字あります。個人差はありますが、4分〜6分でお読みいただけます。

今日二回目のnoteです。これはTEACCHプログラム研究会東北支部の仲間の方々に向けたメッセージです。これまではクローズでコラムを書いていたのですが、今回はオープンにしてみました。どうぞお付き合いください。


感謝の1年でした

TEACCHプログラム研究会東北支部を設立したのが2022年です。TEACCHプログラム研究会は12月締め、1月スタートなので、産声をあげてからちょうど2年が経とうとしています。

ぼくには、東北という地域を変えるだけの力はまだまだありません。それでも、この2年間たくさんの方々に仲間になって頂きました。本当に嬉しく思っていますし、東北支部の皆さんのことが大好きです。そして、なぜか県外からも活動にご賛同してくださり、仲間になってくださっている方々もおられます。本当に有難いことです。

そんな皆さんが、自分の貴重な時間とお金を使って活動を支えてくださっています。だとすれば、最低限「東北支部に入ったことを後悔させない」と思って頂くこと、そして「東北支部に入ってよかった」と思って頂けるように活動するのが、ぼくの責任です。

そう思って、この2年間でさまざまな活動を展開してきました。ざっとあげると以下のような内容です(会員の方でも、「知らなかった」という方がいるかもしれませんので、改めて)。

  • 研修会の企画や運営

  • 会報の発行

  • 会員限定の動画配信+時々コラム

  • これらにLINEからアクセスできるよう整理(公式LINEの作成)

  • 会員限定座談会

  • 保護者向け座談会

  • TEACCHコラボレーションセミナー&実践研究大会の企画、運営サポート

  • 自閉症eサービス@とうほく主催トレーニングセミナーのサポート

  • こうした実践的な研修会に参加する場合に、東北支部内での実践報告をすることを条件に、研修費の全額助成

多分、ぼくが思っているよりも情報は届いていないだろうと思っています。それでもやらないよりずっとマシです。

そして、あたり前ですが、ただ色々活動すればいいわけではなくて、事業であるからには赤字ではいけません。継続できなくなるので。ぼくのミッションのもう一つは「事業継続できるようにすること」です。ただ、これは助成金など取れるわけでもなく、公費事業でもないので、自分たちで何とかしなければなりません。幸いなことに、皆さんのお陰で、来年も事業継続はしていけそうです。本当に東北支部の仲間の方々に支えて頂きました。改めて、感謝申し上げます。

来年度に向けて

来年はまた新しい取り組みを考えています。一つは、業務委託です。

TEACCHプログラム研究会東北支部の運営に関する業務の90%くらいは、ぼくが担っています。自分の希望でスタートした団体ですから、当たり前です。だけれども、いつまでもそれではいけないので、東北に住んでおられる当事者の方々に業務の一部を委託する方向で話を進めています。すでにオンラインで面談をし、来月からインターンです。その上で、お互いの条件が合えば契約という形になります。

もちろん、仕事としてお願いしますからそこには費用が発生します。会員の皆さんがお支払いしてくださっている会費は、そうしたことに使わせていただきます。

そして、一応余計な誤解が生じないようにお伝えしておくと、ぼく自身は東北支部からは1円も頂いていません。理由は、ぼくが報酬をもらうくらいなら、その分の全額を東北支部の活動に充てたいと思っているからです。なので、「このお金は佐々木の懐に入っているのか?」という疑問を持って頂く必要はなく、きちんと東北支部のために使われているんだと、気持ちよくお金を払ってください(笑)

ただ、それは代表のぼくだけで十分なので、他にご協力頂いている方々にはそれ相応の謝礼をお支払いしています。

また、今年は自閉症eサービス@とうほくさんが、トレーニングセミナー(支援者養成のための実践的トレーニングです)を開催してくださったお陰で、支部会員もそこに参加することができました。本当に有難い限りです。来年度はどうするかというと、2024年10月19日(土)、20日(日)の二日間で、我々TEACCHプログラム研究会東北支部が主催となり、仙台でトレーニングセミナーを開催します❗️❗️❗️

トレーナーは、自閉症eサービスから中山清司先生と真船亮くん(ぼくの元同級生かつ、元同僚)、そして佐々木の3名体制です。でも、3人の宿泊・交通費(しかも、今はホテルが値上がりしている…)、ぼくを除くトレーナーへの謝礼、運営にご協力いただく方々の人件費等々を考えると結構な予算がかかります。ちなみに、今はその予算はありません。なので、その予算を何とかしなければなりません。参加者の集客に全力を注ぐのはもちろんですが、それ頼みだと運否天賦ですから、そのための具体的なアイディアを考えていて、10月前にその予算は回収できるようにしたいと思います。

そうすることで、来年もその次も継続的に実施ができると思うので。何でもそうですが、単発だけイベント的に取り組んでもその意味は薄く、いかに継続していくかが大切になってきます。2024年にはそうした土台を作る1年にしていきたいと考えています。

ということで

東北支部は、もっともっと面白く、チャレンジをしていきたいと思っています。そのためには皆さんの協力が必要です。ぼくも頑張りますので、どうか助けてください。まずは、2024年は各県で20名ずつ仲間を増やせるようにと思います。そのために、ぼくができることがあれば何でも❗️と思います。

とりあえず、皆さんにお願いしたいことは「この記事」や「東北支部」に関して拡散してほしいということです❗️ぼく一人では全く届けられないので、まずは広く知って頂く必要があります。この記事のリンクでもいいですし、印刷して配っていただけたりなんかしたら、めちゃめちゃ嬉しいです!

リーフレットも載せておきますので、リーフレットも併せてシェアしてくださるとさらに嬉しいです!あ、公式LINEも拡散をお願いします(笑)。

東北の自閉症支援の未来に向けて、一緒に頑張りましょう!
ぼくは、まだまだ頑張ります!

佐々木康栄

▼リーフレット▼

▼セミナー情報▼

▼TEACCHプログラム研究会 第16回実践研究大会 in 東北・東京・熊本・鹿児島 「共に学び 成長する 熱い冬」

ぼくは仙台会場にいって、一丁前にコメンテーターというのをさせて頂きます!翌日にはTEACCHプログラム研究会東北支部主催でイベント「自閉症支援の未来会議 in 仙台」も開催しますので、2月10日(土)、11日(日)はご予定の確保をお願いします!

▼会員限定動画▼

これまで、会員の皆さんには限定のコラムや動画を配信してきました。現在下記のような動画を配信中です。閲覧にはパスコードが必要です。何度かメールでご案内しておりますが、もし会員の方で「パスコードがわからない!」という方はteacch.tohoku@gmail.comまでご連絡ください。

▼会員限定コンテンツ▼

現在、会員限定の質問フォームを設けています。匿名にしようかとも思ったのですが、会員の方からのご質問であることを確認するためにお名前のご記入をお願いしたいと思います。ご質問については、全てにお返事できるわけではなく、会員の皆さん全体にとって有益だろうと思うものを中心に取り上げて、限定コラムなどで書いていきたいと思います。

▼その他▼

ここに記載した以外にも、東北支部ではさまざまな取り組みを今後もしていきます。会員の皆さんには、「今こんなことを考えています」というのもお届けしますのでお楽しみに。公式LINEもあり、会員以外の方もぜひご登録ください!定期的に情報発信していく予定ですので、「TEACCHって何だろう?」「興味はあるんだけれども、どんな活動をしているんだろう?」という方はぜひご登録ください!

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