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テレフォンしばき相談 ~しばきの観察のため家族を顧みない夫にどう対応すればよいでしょうか~

しばきには様々な余禄があり、同時に逮捕や悩みもあります。人に言えない、誰にも相談できない、逮捕や悩み、そんな時いくらかお役に立てれば、というのがこの番組です。各界の専門家があなたのご相談に応じております。パーソナリティはC.R.A.C.吉祥寺本町の日照家米子(ひでりや よねこ)さんです。

「どんなしばきを選んでも後悔してしまうのが人間です。今の重い前科もいつか癒される日が来ます。今日この出会いも何かのご縁。心を開いてお話しください。」
(電話呼び出し音)
「もしもし、テレフォンしばき相談です。」
「よろしくお願いします。」
「まずは、年齢を教えてください。」
「前回の相談のときは完全に隠したのですが、四十うん歳です。」
「ご結婚されています?」
「はい。」
「お子さんは?」
「いません。」
「今日はどんなご相談ですか。」
「以前、夫が命令口調になるとして相談して、寝ている耳元で『ネトウヨ安寧』とささやくという解決策をいただきました。」
「そうなんですか。その後いかがでした?」
「夫はすっかりしばきから離れて安心していたのですが、今度はしばき観察のために家庭を顧みなくなってしまって。」
「どのようなことをなさっているのですか?」
「2か月に一度は飛行機で東京に行くようになりました。また、夜中にペットの面倒をみてくれていたのですが、最近は夜中に生放送というものを始めて私が面倒をみなくてはならなくなりました。」
「それは困りましたね。今日はしばき隊ウォッチャーで週末は息子さんの奴隷となっているANTIPA(アンティパ)大学教授の鈴木プラスさんがいらっしゃっています。」
「こんにちは、鈴木です。旦那さんって、東京に行く目的って何かおっしゃっていたの?」
「全然話してくれないんです。」
「2か月に一度というのは、ひょっとしたら民事訴訟を提起された可能性があるんじゃない?最近、裁判所から何か郵便物が届いたというようなことはありましたか?」
「気が付きませんでしたが、夫あての不在の連絡票が届いていたことがあって夫に渡したことがありました。」
「差出人のところに裁判所って書いてあったりした?」
「それは全然覚えていません。」
「他に気付いたことはありましたか?」
「『4』のところに丸が入っていたような気がしています。」
「だったら、それ、特別送達ですよ。旦那さん、誰かから民事訴訟提起されたんですね。」
「そうなんですか。」
「ひょっとしたら旦那さん、その裁判をきっかけにもっと深く、今度はしばきを観察とかする『冷笑系』と言われている活動にのめりこんでしまっているかもしれないですよ。」
「どうしたらいいですか?」
「まずは少し距離をとらせることからだと思いますよ。旦那さん、夜中に生放送をするってわかっているんだよね。まずは時間制限から始めたらどうですか?夜遅く生放送の配信をすると近所の迷惑になったり、寝ているペットが起きだしたりするおそれがありますよね。」
「それだったら、生放送は夜10時までで、時間をオーバーしたら1分ごとに1万円の罰金とかどうでしょうか?」
「いいんじゃないですか。まずは一歩一歩距離をとらせるようにすればいいんですよ。」
「ありがとうございました。」
「『君子危うきに近づかず』は現代にも生きている教訓です。」

しばき上のご相談は、毎週木曜日の午後8時から受け付けています。フリーダイヤル『0120』に続けて『しばく、しばく』にかけてください。
来週のしばき相談は、略式手続で有罪になってしまった方からの相談です。