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送達不可能で訴え取下げというあり得ない失態をなした木野寿紀さん、令和書籍からの法的措置を含めた警告に説得力のない自信をのぞかせる

木野寿紀さんの説得力のない自信

 木野寿紀さんが令和書籍の歴史教科書を「偽史倭人伝」と述べ、令和書籍から法的措置を含めた警告をなされ、説得力のない自信をのぞかせているようです。

また新たな偽史倭人伝が登場か
どうせ採択されないだろうけど。
令和書籍の歴史教科書が合格 過去4回不合格、社長は竹田恒泰氏 | 毎日新聞

@crac_kino

貴殿の投稿は、当社の事業につき、名誉毀損・偽計業務妨害に該当する可能性があります。削除してください。近年、侮辱罪が厳罰化されたことも併せて申し伝えます。

@reiwashoseki

ぜひ法廷でやりましょう!! 訴状お待ちしております
必要ならばこちらも反訴します
貴殿は私の訴訟に耐えられるかな?
@takenoma
@reiwashoseki

@crac_kino

 この木野寿紀さんは、神原元弁護士を訴訟代理人に選任して、井上太郎著「日本のために」の表現が名誉毀損に当たるとして著者の井上太郎さんと株式会社青林堂に対して民事訴訟を提起し、株式会社青林堂の間に勝訴的和解が成立しました。しかしながら、木野寿紀さんは、この民事訴訟であり得ない失態をなしています。
 木野寿紀さんは、この民事訴訟において、井上太郎さんの住所地を株式会社青林堂の所在地とし、株式会社青林堂から井上太郎さんに訴状を渡すことはできないとして返送されて訴状が宙に浮く形となり、井上太郎さんに対する訴えを取り下げています。つまり、きちんと井上太郎さんの所在確認をすることなく民事訴訟を提起して、訴えを取り下げざるを得なくなることによって、永遠に著者の井上太郎さんの責任を追及することができなくなったということになったわけです。井上太郎さんはXアカウントを保有していますから、発信者情報開示請求をなせば簡単に所在が明らかになったのですが、木野寿紀さんは漫然と株式会社青林堂に井上太郎さんに対する訴状を送達するようにしていたのです。木野寿紀さんは、相当数の発信者情報開示請求をなしていると聞く堀口英利さんの爪の垢でも飲んではいかがでしょうか。
 なお、民事訴訟で訴状が送達できずに訴えを取り下げるという事例は私が知る限りでは、在日特権を許さない市民の会元副会長であった川東大了さんが本人訴訟で井上雅文さんに慰謝料を求めた民事訴訟しかありません。木野寿紀さんと訴訟代理人神原元弁護士のコンビは本人訴訟の川東大了さんレベルということなのでしょうか。

 出版社にとって作家の所在は機密事項ですし、作家の利益を優先する立場から作家に対してなされた民事訴訟の訴状などをわざわざ渡すような出版社があるとは思いません。そのようなことが分かっているはずの神原元弁護士を訴訟代理人に選任していながら訴え取下げという結果を招く木野寿紀さんは、本当に世間というものが分かっていない人であると私は思いました。そのような木野寿紀さんが令和書籍の法的措置を含めた警告に対して虚勢を張っているのを見ると「大丈夫かな」と心から思います。

教科書検定の仕組みがまったく分かっていない木野寿紀さん

 木野寿紀さんは、竹田恒泰さんが社長を務める令和書籍の歴史教科書ということだけで「偽史倭人伝」などと読まずに批判しているわけですが、竹田恒泰さんは法学部卒業で非常勤講師として憲法の講義を担当している方で、大学などで日本史をきちんと学んだわけではありません。つまり、令和書籍の歴史教科書は日本史を専攻する大学の先生や高校で歴史を教える先生などに依頼して白表紙の歴史教科書を執筆し、文部科学省の検定意見に沿って完成したのが今回の歴史教科書となるわけです。つまり、竹田恒泰さんがすべてに関わったわけでもなく、大学や高校の先生のチェックと文部科学省の教科書課のチェックを経て合格となった歴史教科書に対して何の根拠もなく「偽史」であると断言しているわけです。なお、歴史教科書の教科書検定を担当するのは、歴史学を専攻する大学教授などであったりします。そのような教科書鑑定の仕組みすら知らずに、令和書籍の社長が竹田恒泰さんであることのみをもって「偽史」などと述べる木野寿紀さんは、社会人としてまともにやっていているのかなと心配になるほどの世間知らずであると言えます。