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テレフォンしばき相談 〜命令口調になる夫に対してどうすればいいのでしょうか〜

しばきには様々な余録があり、同時に逮捕や悩みもあります。人に言えない、誰にも相談できない、逮捕や悩み。そんな時いくらかお役に立てれば、というのが、この番組です。各界の専門家があなたのご相談に応じております。パーソナリティはバイオレンス安田さんです」

「あなたのしばきの物語を聞かせてください。正直に話すことで悩みを解決する力が生まれます。それは絶望が希望へと変わる瞬間です。」

(電話の呼び出し音)
「もしもし、テレフォンしばき相談です。」
「よろしくお願いします。」
「まずは、年齢を教えてください。」
「うん十うん歳です。」
「結婚されています?」
「はい。」
「お子さんは?」
「いません。」
「お二人でお住まいですか?」
「はい。」
「どんなご相談ですか?」
「夫のことです。最近夫が何かを頼むときに命令口調になることが多くて、何かあったのかなと少し調べてみたら、夫のXアカウントを見つけました。」
「旧ツイッターね。」
「はい。そのアカウントの発言を見ると

『Xはすぐに @kdxn の凍結を解除しなさい。レイシストと斗うANTIFAを凍結させることはレイシャル・ハラスメントです。』

と命令口調でポストし、しかも『斗う』なんて漢字を使うのは過激派みたいで、夫がどうなってしまうのか怖く怖くて。」
「他に気づいたことはありましたか?」
「実は、夫のスマホを操作すると、もう一つXのアカウントを所持していることがわかって、『ネカマ』っていうのかしら、女性になりすましているんです。この間、その『ネカマ』が認知プロファイリングされてバレてしまったのですが、バラしたアカウントのポストに

『トランス差別を許さない』

と、延々と引用リポストしているので、夫はどうなってしまうのかと怖くて怖くて。」
「今日は、しばきに詳しい東京リベラルANTIFA大学教授の後田漏(うしろだ ろう)先生がいらっしゃっています。」
「こんにちは。」
「こんにちは。よろしくお願いします。」
「あなたの旦那さんは、レイシストをしばき隊とか男組とかで副会長とか若頭とかのナンバー2ぐらいの立場だったりするの?」
「いえ、レスバとかしているだけで、たまにトイレホイルさんとかドンキくんとかの有名人にリポストされると、一日中ニヤニヤしているんです。」
「じゃあ、まだ間に合いますね。しばきをやりすぎて会社をクビになったり、逮捕されたりしても、下っ端の人間は上の人間から他人のふりをされたり、『向いていなかったんだよ』とか冷たい態度をとられて、人格崩壊してしまう人も多いんですよ。あなたは旦那さんより早く寝たり、朝ゆっくりと起きたりしています?」
「いえ、トランス女性は大事にするのに、私には『飯、風呂、寝る』しか話してくれないんです。」
「それならちょうどいいですね。旦那さんの深層心理から変えていきましょう。寝ている旦那さんの耳元で囁いてください。」
「何て囁くんですか?」
「『ネトウヨ安寧』と囁いてください。」
「夫はネトウヨじゃありません!」
「だから、方便ですよ。」
「いいえ、夫はネトウヨじゃありません!」
「まずは奥さんに『ネトウヨ安寧』が必要なようですね。」
「ずっと前から気になっていたけど、『旦那さん』なんてジェンダーそのものの言い方して!謝罪と賠償を求めます!」

しばき上のご相談は、毎週木曜日の午後8時から受け付けています。フリーダイヤル「0120」に続けて「しばく、しばく」にかけてください。
来週のしばき相談は、今日の相談者の方のその後の悩みの相談です。