高円寺 くらむ

誰かの役に立つために、自分には何ができるか。

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最近の記事

【失敗談。どうすべきだったか?】後輩に頼んでいた仕事でミスが発生

 本日は、とある仕事の失敗を振り返りながら、何が悪かったのか、同じ失敗を繰り返さないためにどうすべきか、を述懐する。(正直言ってすべて私が悪い……) ◇後輩に頼んでいた仕事でミスが発生。そこから学んだこと。◎経緯  入社2年目、そろそろ仕事にも慣れてきたという頃。自らの業務が目の回るような忙しさにあり、同じ部署の入社1年目の後輩に仕事を手伝ってもらっていた。後輩に仕事を振ったおかげで、何とか業務を回すことができ、当時の私は愚かにも、順風満帆だと思い込んでいた。 ◎Xデー

    • 平凡社員のビジネスパーソンノウハウ⑥(How(どのように):会議②)

       本稿は、『仕事をするうえで重要な2つのこと』のうち「1.その仕事のゴールは何かを常に意識する」の中の「How(どのように):会議」の具体対応(ハウツー)について、前回に引き続いて触れる。(↓以前の投稿) ◇How(どのように):会議 ■具体対応(ハウツー) 〇会議  会議について、自らが主催者かつファシリテーターである場合を前提として、会議を円滑に進めるための、会議の準備から会議終了までの具体対応(ハウツー)を説明する。  前稿では会議のうち、参加者で情報共有・相談・

      • 平凡社員のビジネスパーソンノウハウ⑥(How(どのように):会議①)

         本稿は、『仕事をするうえで重要な2つのこと』のうち「1.その仕事のゴールは何かを常に意識する」の中の「How(どのように):会議」の具体対応(ハウツー)について触れる。(↓以前の投稿) ◇How(どのように):会議 本稿では、仕事のアウトプットの一手法として、会議をどのように行うか、その具体的方針について触れる。 ■具体対応(ハウツー) 〇会議  会議について、自らが主催者かつファシリテーターである場合を前提として、会議を円滑に進めるための、会議の準備から会議終了まで

        • 平凡社員のビジネスパーソンノウハウ⑤(How(どのように):プレゼン)

           本稿は、『仕事をするうえで重要な2つのこと』のうち「1.その仕事のゴールは何かを常に意識する」の中の「How(どのように):プレゼン」の具体対応(ハウツー)について触れる。(↓以前の投稿) ◇How(どのように):プレゼン 本稿では、プレゼンの具体対応(ハウツー)について触れていく。  基本的な大方針は前稿でも説明している通り、結論 → 理由 → 結論である。 ■具体対応(ハウツー) 〇プレゼン  プレゼンテーションについては、ワード、パワーポイント等、複数の手段があ

        【失敗談。どうすべきだったか?】後輩に頼んでいた仕事でミスが発生

          平凡社員のビジネスパーソンノウハウ④(How(どのように):電話)

           本稿は、『仕事をするうえで重要な2つのこと』のうち「1.その仕事のゴールは何かを常に意識する」の中の「How(どのように):電話」について、その具体対応(ハウツー)に触れる。(↓前回の投稿) ◇How(どのように):電話 本稿では、電話についてその具体対応(ハウツー)に触れていく。  基本的な大方針は前稿でも説明している通り、結論 → 理由 → 結論である。 ■具体対応(ハウツー) 〇電話  まず、電話については第一に注意すべきことがある。それは、電話は相手が実行して

          平凡社員のビジネスパーソンノウハウ④(How(どのように):電話)

          平凡社員のビジネスパーソンノウハウ③(How(どのように):メール、電話、プレゼン、会議)

           本稿は、『仕事をするうえで重要な2つのこと』のうち「1.その仕事のゴールは何かを常に意識する」の中の「How(どのように):メール、電話、プレゼン、会議」について触れる。(↓前々回の投稿) ◇How(どのように):メール、電話、プレゼン、会議 本内容については、以下の順で触れていく。  ■アウトプットにおける全般的な考え方  ■具体対応(ハウツー)  ここで、アウトプットにおける全般的な考え方では、アウトプットの手法を問わず意識すべきマインドセットについて触れ、具体

          平凡社員のビジネスパーソンノウハウ③(How(どのように):メール、電話、プレゼン、会議)

          平凡社員のビジネスパーソンノウハウ②(仕事をするうえで重要な2つのこと その2)

           本稿は、前稿に引き続いて『仕事をするうえで重要な2つのこと』について触れる。(↓前回の投稿) ◇仕事をするうえで重要な2つのこと(再掲)その仕事のゴールは何かを常に意識する 自分の頭で考える  本稿では『2.自分の頭で考える』について記載する。 2.自分の頭で考える  自分の頭で考えなければ仕事なんてできない、と思うかもしれないが、ここで言う『自分の頭で考える』というのは、前提として批判的思考を伴うものを指す。具体的に、大きく以下の2点に触れる。 ■<結論>何を

          平凡社員のビジネスパーソンノウハウ②(仕事をするうえで重要な2つのこと その2)

          平凡社員のビジネスパーソンノウハウ①(仕事をするうえで重要な2つのこと その1)

           先日、5年余り務めた会社を退職した。  さしあたっては記憶の新しいうちに、会社員として業務遂行の役に立った(と筆者が考えている)ノウハウを自らの覚書として言語化し、残しておく。  たかだか数年で何を言うか、とか、こんなの当たり前だ、と諸先輩方は思われるだろうが、これから会社で働く学生や、若手ビジネスパーソンの参考となれば幸いに思う。ご容赦いただきたい。 ※個人的な見解・体験を含んでおり成果を保証するものではなく、実行したからといって責任も取れないことは留意いただきたい。

          平凡社員のビジネスパーソンノウハウ①(仕事をするうえで重要な2つのこと その1)

          【感想】GRITーやり抜く力ー

          どのような分野であっても、成功している人に共通する点は何だろうか。 それを辿っていくと、成功するためには何が必要不可欠であるかが見えてくる。本書では、成功している人、いわばプロフェッショナルの成功の秘訣が語られる。​ ◇この本をお勧めしたい人・何かの分野で成功を収めたいと考えている人 ◇GRITーやり抜く力ー を読んでみた感想成果を残す人に必要なものは何か。才能か、環境か、遺伝か、努力か、財力か、あるいはそのすべてなのか。 本書における答えは明快である。努力をやり抜く

          【感想】GRITーやり抜く力ー

          【感想】予想どおりに不合理

          予想どおりに不合理(ダン・アリエリー著) を読んでみての感想人間は常に合理的な判断を下す―― 人は自らが理性的であり、合理的であることを信じているだろうし、自らの意識は自分以外の何かに翻弄されているなどということは、思いもよらないだろう。(というより、”思いたくない”の方が適切かもしれない) それが大いなる勘違いであることを思い知ったのが、本書である。実際のところ、人間は自分以外のものに翻弄され、無意識的に非合理的な行動をとってしまうのである。 この本で語られるのは「行

          【感想】予想どおりに不合理

          【感想】スタンフォードの自分を変える教室

          スタンフォードの自分を変える教室を読んでみての感想「自分のスキルを磨きたい」 「ダイエットして、健康的な身体になりたい」 「家族のために禁煙をしたい」 どのような人でも、より良い自分の将来像を心のうちに描いて、決意を固めたことがあるかと思う。人によって多少の差こそあれ、今以上の自分になりたいと思うのは、社会的生活を送るうえで当然の感情だろう。 では今ここで、振り返ってもらいたい。あれほど確固たる決意を胸に刻み込んだはずなのに、気が付けばその決意は『仕事が忙しくて時間が

          【感想】スタンフォードの自分を変える教室

          哲学とエンターテイメント

           よくわかる哲学入門、のような本を読みかけたところで、俄然興味が沸き起こってきた。  ここに哲学とエンターテイメントの親和性を書いてみようと思う。 1.エンターテインメントに描かれる哲学  哲学者デカルトは「我思う、ゆえに我あり」という世によく知られる言葉を残している。  自らが思考しているからこそ、自身は存在する。存在しなければ、モノを考えることができないという考えに基づくものである。  昨今のエンターテインメントがそのモチーフを内包していることは、至る所で既にさんざん

          哲学とエンターテイメント

          屋上 <短編>

           (学校であった怖い話風。ホラー注意)  あなた、学校は好き?私は好き。生徒たちの未来へのエネルギーが溢れている気がするもの。特に図書館が好きね。あなたはどうかしら?  教室、だなんて普通ね。まあ、学校で普通じゃないところなんて、ほとんどないんだろうけど。      学校ってね、やっぱりいろいろな生徒のエネルギーで満ちているんだけど、どんな場所がもっとも力が高まる場所だと思う?  教室は、たしかに常に人がいるから、思いが集まってそうだけれど、力が高まる場所というのは、やっぱ

          屋上 <短編>

          さくらのき <短編>

          村の小さな小学校に、春がやってきました。 「こんにちは。はじめまして」 校庭の脇に佇む桜が、小さな子供たちに話しかけました。 「こんにちは。おじさんはだあれ?」 「おじさんは何十年もこの学校に居る桜の木さ。君たちのような子供たちをこれまでずっと見守ってきたんだよ」 そよ風とともに、もう青い葉をつけた桜の枝先が小さく揺れます。 「そうなんだ。じゃあ今は、ぼくたちを見守ってるんだね」 「見ているだけで、何もできないがね」 揺れる桜の枝先と同じように、子供たちは、けらけらと笑いまし

          さくらのき <短編>