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AS SOON AS –9/27〜10/3–


27日

 連日の残業。残念な業務、それが残業。帰宅しカラバオカップのために宣伝会議賞もパスし早めの就寝も、ガッツリ寝落ちし、後半からの視聴。これも全て残業のせいだ。とっても残念。


28日

 退社後、リチャード・リンクレイターの「バナーテッド」を見てきた。夢(やりたいこと)と現実(やらなくてはならないこと)の相互関係みたいな、わりとありがちなテーマだったのだけれど、巨匠のらしさ全開、かなりユニークな味付けになっていて、楽しめた。細かい映像の合成感が気になってしまったのだけれど、その辺りはあんまり気にせんのかな…。既存曲をほぼ使わないってのはリチャードらしくなくて、ビックリした。


29日

 退社後、映画「ミュータント・タートルズ」を見てきた。見に行ってよかった。ファミリー映画、ポップコーンムービーだと侮るなかれ。人間の悪いところと良いところがキッチリ描かれていたし、予想通り90年代クラシック満載のヒップホップムービーに仕上がっていて最高だった。これだから、セス・ローゲンは信頼できるんだよ。


30日

 映画「福田村事件」と「まなみ100%」をハシゴして見た。話題の前者は評判の通りの傑作で“ジャーナリズムを内包したエンタテインメント”としてこれ以上ない程の出来だったと思う。個人的にはオチが素晴らしかった。救いがないと。ドキュメンタリーじゃなくて、映画なんだから。一方後者は今年ダントツでワースト。開始5秒くらいで「あ、コレ苦手かも、、」となり、予感的中、苦痛すぎる100分。なんの努力もせずにモテるヤツのロマンスなんて誰が見たいんだ?主人公のムーヴがずっとウザくて、キモくて、殺意が芽生えた。あと青春のあるあるというか切り取り方もセンスがなさすぎ。だらだらだらだらクソ主人公の10年ヒストリーを見せられて死ぬかと思った。我慢せず最後まで見た自分を讃えたいぜ。


1日

 久しぶりに休みの日に休んだ気がする。「やりたいこと」のはずが、いつの間にか「やるべきこと」になっていて、マイルールに雁字搦めになることが多い。休息あっての好きなこと。人生にもターンオーバーが必要か。


2日

 Apple TVのドラマ「プラトニック」をようやく見始めた。我がアイドルのセス・ローゲンと、大好きなコメディエンヌ、ローズ・バーンの共演。それだけで心のウキウキバロメーターが振り切れるのだけれど、内容もまぁ面白くて、終わってしまうのが既に寂しい。“男女間の友情”という擦られまくりのテーマに、“中年の危機”とか、“女性の社会進出”みたいな現代的メッセージを適度にブレンド。音楽(タヒチの抜擢には驚いたが)、演出含め、その全てでセンスがいい。ああ、こういうドラマを待ってたよ。



3日

 溜まっていた83Lightning catapultの過去回をチクチク聞いている。フリマ回はマジで神回と呼ぶに相応しい圧巻の内容。「とんでもねぇファイティングスタイルっすね」のパンチラインは、道端で逮捕されるレベルでニヤけてしまった。“宿題”と称して普通に2人がカラダを張ってるのがおもしろい。

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