【kakuzooへ】推し活用ブログ

推しは誰かと言われたら、フジファブリックと答えてしまう。
数年間のニート生活の時代も現在パートとして仕事しながらも(足を骨折して数ヶ月休職中だが)、音楽活動のエネルギーの元になっているのはフジファブだ。

2009年、当時社会人になりたての自分にボーカル志村の訃報が舞い込んできた。
頭が真っ白になったし、悔しかった。
翌年すぐに開かれたお別れ会志村會に参加した時に大半が女性の長蛇の列ができていた。
それを見て、あれくらい慕われるクリエイターになりたいと思った。

ネットの評価を気にして4年、自作曲を動画投稿サイトには発表しなかった。
しかし、どんな反応があるか気になりニコニコに自作のボカロ曲を投稿し始めた。
最高で1000回再生くらいしかされず、病んだ。

話を元に戻そう。
2010年7月、フジフジ富士Qに観戦しに行った。
吉井和哉さん、奥田民生さん、斉藤和義さん、また志村くんとの親交が深かったバンドがあつまる豪華なイベントであった。

フジファブリックはそれから2011年からコンスタントに新体制で作品を出していく。
だからこそ、サカナクションばりに売れて欲しいのだがある程度邦ロック好きな人間がかろうじて知ってる現状は歯がゆい。

毎年志村くんの誕生日(7月10日 )にオリジナル曲を作ったり生前好きだと言ってたユニコーンの甘い乳房のボカロカバーを投稿したり、自分なりにフジファブリック志村への想いを込めていた。

曲を作る気力が湧かなくなってからはプリキュアの絵でフジファブリックのCDジャケットをパロったイラストを描いてみたり、犬を頭に乗せたメンバーの写真をパロったプリキュアのキャラのイラストを描いたりもした。

ちなみにどこまで山梨県民がフジファブリックを知ってるのか試すべく、志村の故郷(富士吉田)で起業しようとしてた頃に面接で好きなアーティストとかフジファブリックを尋ねた時にみんな、知らなかった。
最近の若い人間はボカロとかしか聴かないとは聞くけれどフジファブリックの認知度の低さにむなしくなった。

地元なのに知らないとか、マジかよ。

うちの猫のすみれはフジファブリックの花屋の娘という歌詞の一節に出てくる、妄想で花屋の女性店員にすみれと名付ける描写がロマンチックすぎて、猫に名付けた。
チンチラシルバーのかわいいもふもふの猫である。
もしペットロスが10年後あたりに来たら、すみれSeptember Loveと花屋の娘をカバーしたい。
なるべく遅い方がいいとは思う。
我が家のアイドルで、癒しで、名前を聞く度時々ほんの少し志村を思い出す。

フジファブリックで少し悲しくなるのは現ボーカルの山内が新体制で志村曲をセレクトした再録ベスト的なCDを出さないところだ。
16年フジファブリックを追いかけ続け、そろそろどうするか悩んでいる。

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