フォローしませんか?
シェア
たいと
2015年8月3日 13:35
パシンッ8月。じめじめとした空気が漂う教室に、乾いた音が響く。音の原因は私の頬。いや、正しくは、私の頬が叩かれた、音。 「さいってー...」そう涙声で言った目の前の女子、クラスメイトは悲しそうに顔を歪めて去っていった。何が?何が最低?分からない。ただ、クラスメイトに唐突に平手打ちをかまされた自分の頬が熱を帯びていることしか、分からない。理由を考えてみる。あのことかな?それと