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問いに答える・時間を意識する~面会交流連絡調整スキルに通じる

まるで司法試験対策に通じる話とまんま重なる

もうすぐ司法試験である
業界のことはよく変わっているし、最近のことはあまり知らないけど、未だに通用していると思う

あるいは、そんなの当たり前すぎるレベルでの勝負になっているのか

とにかく、司法試験合格までの対策論としてよく語られていたのが、問いに答える、である

これはさらに、形式的にも実質的にも、問いに答える、とも言われる

実質的に問いに答えることこそが大切で、それは、膨大な資料の中から、事情を的確に分析して、出題の趣旨に沿う問いの本質を見極め、回答することが求められているので、やっぱり大変である

たしかな法の理解がなければ、問いの趣旨自体がわからない、すなわち、まともに回答できない、ということが起こる

かといって、さすがに、真っ白だと勝負にならないわけで、何か書こうとする

何か書く、くらいのことはできたりする

知っていることを書いてしまう

自分の知識をひけらかすような答案になってしまう

しかし、それは、問いに答える、ということを満たすものではない

たくさん書いたのに、知識はあるのに、合格しなかった、ということが実際に起こっているのは、そういう現象があるからだろう

実際、2012年に司法試験に合格したとき、神頼みを尽くしたおかげか、ヤマが見事すぎるほどに当たって、問いの趣旨も明瞭に読み取れたし、自ずと十分に考えて明確に答えることもできた(民訴)

合格した後、リベンジャーたちの依頼を受けて、再現答案をチェックしたりするのだけど、基本事項であると理解していたそれについて、思いの外、読み取れないことが起こっていることもわかった

たくさん不合格だったときもあるので、合格しなかったときの自分も同じような状況だったのだろう(合格したときでさえ、全問いに完璧に答えられたわけではなく、同様に未熟な点はあったはずだが、一部でも問いに答えることに成功すると、トータルで合格点に到達しえるのである)

司法試験の話なので、よく勉強して深く理解して、実質的に問いに答えるための努力は半端ないトレーニングを要する

よく勉強したあとでさえ、問いに答えることの形式的な面もあなどれない

わからなくて、知識をひけらかすように何か書く現象もあるが、十分勉強して知識も理解もあるのに、形式的な意味での問いに答える意識を失ったとき、やはり、何か書いているのに点にならない、という現象は起こってしまう

これは、事前の努力というより、現場での意識が大切だろう

その課題に気づくことで、浪人を経て合格していく話もよくあった

こうやって、培った、問いに答える、が、こと面会交流の連絡調整においても大切なスキルになると考えさせられる

おそらく、自由に会っていいよ、という点で合致していたとしても、実際、いつどうやって会うか、については、やはり調整が必要だし、これが円滑にできるようになる方が、実際は会いやすい

面会交流をお願いします。土日は全部対応可です

複数候補日を提案できる別居親は強い

本日コミュニケーション講座が無事開催されたのだけど

なんなら、平日含めいつでも、わが子との交流を優先できる環境を用意したっていうまきコーチの戦法がすごい

みながそうできるわけではないけども
面会交流対応可能日を広く用意することは有用だし、とかく、今の子どもたちの生活自体が忙しく、子どもたちの都合による制約もやむを得ないこともある

子どものための面会交流となるには、子どもたちの都合への配慮は当然必要になってくる

いくらこちらが、複数の候補日を挙げたところで、決め打ちの1候補日しか提案がないときもある

月末のそれで、逃したら、結局その月は会えないというオチになる、とか

子どものために日程を調整できるというのは、実は、本当に大変で、意識が必要というわけである

その半面、その日以外は、実はフリーとなるので、これを活かして自己実現することもできなくはない

昭和の父が、月に1回の面会交流(しかも、食事だけーみたいな)という文化を造ってしまったのは、そういう忙しさが原因かもしれない

さて、試験対策で語られるもうひとつ、時間を意識する、である

司法試験の浪人を重ねてしまうと、浅い知識だけが広がって、知識・理解力の格差が課題だったのだけど、最短で実力を養成する方々を見ていくと、知識の散漫は逆になく、大切なことを都度じっくり深く理解することを自ずと実行しているようだった

だから、実質的な問いに答えるだけの理解や思考力があるのだけど、司法試験は(というか、いずれの試験もしかり)、時間内に限られた枚数までの中で回答することが求められる

時間内に答える、というのも問いの要求の一つなのである

これが実行できないと、いくら確かな知識や理解、思考力があっても、答えていないのと同じになってしまう

これを叶えるために、あえて、答案の質を落とす、これによって合格が実現した、と語る合格者もいた

今週末は調整して会えます。しかし、以後は十分余裕のある時期の調整をお願いします。

実際に、連絡調整の場面でありうるやりとりである
形式的に答えつつ、区別の上、要望は要望として提示するというもの

連絡調整にはスキルが求められる

司法試験よりも難しいかもしれないということになる?!
だから、支援機関が、有料で連絡調整のみの支援だってあるのだけど・・・

自律した面会交流をススメたい!!

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