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映画育から考える親子交流のあり方

なんといっても、この夏は映画館によく通ったね

映画鑑賞という文化はなく育ってきた

もちろん、たまには映画を見に行くということはあったけど、そういえば、産後は久しく映画館に通うことが全くできなくなっていて、久々に家族そろって映画を見に行ったときは感慨深いものがあった(ドラえもんだったかな)

それから、プペルに夢中になっていたあのとき

よく映画館に通い、映画を見ることが生活の中にあるっていいな、とは思ったのだった

でも続かなかった

そういえば、当事者におススメされてひとりで見に行った映画もあった

けっこう、親子のあり方をテーマにする映画はあるし、もちろん多様な社会課題がテーマになっていく

単純なエンタメも大切だけど、社会で考えていくきっかけになったりもする

あー、そういえば、あっちの方々も、ある映画をやたら推したりするよね(笑)

昔は、入れ替え制がなくて、ドラえもんの映画だけど、一日中、何回も繰り返し見たこともあった

しかし、DVDで家庭で見れる、みたいになると、一時、映画は厳しくなったときもあったんじゃなかろうか?

でも、気づけば、どんどん最新技術駆使した新しい映画館になって、完全入れ替え制の中、映画を見るという文化が確立していると思う

子ども料金はあれど

1000円って、子どものお小遣いからしたらちょっとかかる?

なかなか、子どもたち同士で映画を見に行くという「遊び」には位置づかない

やっぱり、親に連れて行ってもらうもの


まー、何度も繰り返し同じ映画に連れていくことはそうはないにしても、だ。。。


特別音響上映とか応援上映とか、スペシャルなものに連れていきすぎて、標準の映画では感動しなくなってしまったらどうしよう。。。

一緒に過ごす意義

どうせなら、スペシャルに観たいよねってなって、子ども3人分IMAXだと、それなりに高額になっていくのだけど、みんな各々お気に入りのお土産も買ったりするところまでが、映画の思い出

  • あのキャラクター、おにいに、似てたよね

  • 映画で言っていたとおり、ゲームは1日1時間までだね

  • おじさんかっこいい

やっぱり、同じ時間、同じ映画を一緒に味わったから共有できるものがある

この夏に限らず、今年は、けっこう親子で映画を見に行っている

去年は一応受験生の母していたし、余裕がなかったのだけど、早々に受験が終わった節目で、話題のワンピース見ておこうかな、って終演記念特別上映復活のタイミングで、そうとは知らずにIMAXで見に行って

高いな~、と思わず思ったけども、まー楽しくて

その時に、スラムダンクが映画になっている、ということも、そこで初めて知り

映画って、そう長くは上映しないよね、ってハラハラしながら、卒園・卒業・入学シーズンを乗り越え、もう終演するかもっていうタイミングで初鑑賞したのが5月

ストーリーを追って満足し、しばらくは漫画の世界に浸る

ドラえもんミュージアムにお正月に行って、ドラえもんの映画も見なくちゃね、って意識していても、なかなか機会に恵まれず、これも慌てて鑑賞したときは、電車で行ける映画館では終演しちゃっていた

だいたいは、初めて家族みんなで見に行った映画だって、途中で寝るのもおなじみだし、トイレにだって行ってしまう

子連れの映画あるある

だから、がんばって、事前にトイレを済ませ、あとは、がぶ飲みも気を付けて、そして、最後まで少し我慢することを重ねて、トイレに行かずに鑑賞しきったときは、成長を実感したよね

いろいろな映画館で味わった

単に同じ映画を同じ映画館で繰り返し見たわけではない

同じ映画館でも、上映スクリーンでの違いもあるようだけど、IMAX上映を求めて行ったり、そういう特別上映をする映画館は限られているので、少し足を伸ばすこともあった

映画館を求めて、親子でなじみのない街にいく

これも新鮮な冒険のようだった

なんだか、コロナ禍ですっかり閉じこもってしまっていたのを改めるようなお出かけの連続であった

チケ戦というバトル

なにせ、遅れての参戦だったので、その激しさを想像できていなかった

最寄りの映画館で気楽に参加しようと応援上映の申込をそれでも、日付変わった瞬間に挑むものの、親子2人分の席を取ることができない

システムの問題もあるけども、その映画館の方法では無理だった。。。

あれよあれよと満席となって惨敗し、本気で親子でショックを受けることになる

そこから、気を取り直して、他の映画館を探してみると、システム的に、予約待機制度があって、予約ページに入るまでに待たされるものの、ひょっとして、と期待できるところがあって、案の定、一気にパンクすることを回避して、順番に余裕をもって予約できる映画館に出会う

なんとか、確保できた喜び・・・しかし

決してマイナーではないけども、応援上映も盛り上がる映画館かそうではないところという違いがあると知る

まー子連れだし、雰囲気を知るだけでも御の字ではあるけども、こうやって学習をしていく

奇跡的に、出張先の地方でも鑑賞できた!
これも、油断していると一部の映画館では早々に満席になっていた中で、ミラクルなご縁だったろう

あとは、主催者側の終演までのラストスパート企画にまんまとのってしまったところはある

半年遅れではまったわけだけど、一通りの企画には乗り込めたように思う

英語字幕付上映もなかなか新鮮
これも、チケ戦の激しさに惨敗したからだけど、まーよかった

ラストライブビューイングのときは、目的が上映後のスペシャルライビュなので、上映開始時刻に間に合わないことはわかっていたけども、気分は、魚住で(でも、魚住よりは早く到着できた!)、あえて遅れて鑑賞したときもあった

そして、ついに、ひとり夏合宿状態で、一日に二本鑑賞することさえも!!

特別上映のハシゴ!!!

連続してみることで、違いも味わっていく

それにしても、各地にいろいろな映画館があることを知っていく

共同親権のことばかりのXアカウントなのに、いわゆるヲタク界のフォローも重ねることで、さらに情報が集まると、どこの映画館がオススメだ、とか、サインのある記念的なバスケットゴールを拝みに、決して鑑賞はしなかったけども、映画館に立ち寄ったりもした

鑑賞をしないけど寄った映画館は他にもある

すっかり、各地の映画館に詳しくなってしまった!特に

裁判所の近くにある映画館情報


ストレスのある期日のあとに、ちょい映画、ってのいいね♪

9月になって、残暑とはいえ、すっかり季節の変わり目を感じる

司法試験制度が変わってしまったけども、以前は、9月に合格発表で、発表待ちの夏の終わりを知らされていくのであった

たしか、再起のために、トイストーリー3を見たような・・・

人生の節目にある映画鑑賞の記憶って、しっかり思い出に刻まれて、親子の思い出にもなるはずである

こんなに末の息子と映画館行脚(ついにプレミアムな映画鑑賞まで付き合わせた!)しているけども、そういえば、上の息子とは、アンパンマンこそ連れて行ったことはあるけども、シングルマザーになって、明日の見えないバイトと受験勉強の日々、司法修習生活、弁護士になってからは、妊娠と乳児のいる暮らしが続く内に、なかなか映画を一緒には行っていなかった

でも、息子自身はけっこう映画を見に行っている

パパと面会交流で映画を見に行く


日帰り交流ばかりだったけども、会う日は丸1日朝から夕方までだから、映画一本見て前後に食事をして、もうひと遊びする時間くらいは余裕があった

たいていの映画は見に行っているようだった

幼過ぎて途中で寝ちゃったという映画もあったっぽいけど、さて、そう記憶には細かくはなくても、映画に連れて行ってもらっていた思い出は残るだろう

愛されている実感


この夏の映画三昧を経て、どの駅のどこにどういうタイプの映画館があるのか把握して、また、映画の上映スケジュールも理解したので、意識が変わってきたけども、映画を見に行くのは、そこそこ大変

スケジュールの把握、座席の確保、人気の映画であれば、ノリで映画館に寄るだけでは難しいこともある

うっかりすると、あっという間に終演してしまう

そうこだわりがないけども、上映記念グッズとか、特別上映とかにこだわるとまたタイミングも限られていく

映画の文化はそりゃ、にわか映画館通いを始めた程度では語り尽くせぬ奥深さがあるだろうけど、子ども向けに限定したとしても、これを届けるには、親の配慮が必要だ

そして、2時間に制限されていては、絶対に実現できない

映画を見る2時間だけでは絶対に足りない

お土産を見たり、パンフレットを見合って振り返ったりしてこそ、映画の味わいが深まるのだから、親子の時間にとって必要不可欠である

どんどん世界に浸って、コスプレグッズも買って、また楽しむのもおやこの時間

なかなか、高校生にもなったら、そこまでは付き合ってくれない

花道にもベルゼブブにもなる


映画館に行って、スラムダンクは終演してしまったけども、出会った世界は続いていく

同じ熱量かそれ以上に夢中になっていく

母の青春時代の思い出に染まるばっかりではないのよね

もっともっといろいろな世界が広がっていく

正直、ラストゲームウィーク、そこそこ参加して、親子ともどもやや疲弊しながらも、近所の轟音上映でファイナルを迎えて、もう十分に満足であった(さらに、夜は長く長く続いたようだけど)

すっかり甘えん坊状態で、やっぱり、トイレも行ったけど、存分に楽しんだねっていういい夏休み最終日であった

で、始業式を迎え、クレヨンしんちゃんをパパと見に行くと、2回はいいかな、と・・・

母はいつクレしんを見に行こう?高校生誘う???

ちゃんと、繰り返しみたいものとそうでないものの違いもあるんだね

ヲタクから始まる、映画育を知る

たくさんの映画を見て一緒に感じたり考えたりしていくのっていいかなと決意する

しかし、2学期の日々の暮らしも大切にしていく


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