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狐月-こげつ-
2021年7月14日 16:50
-3話-家に帰る途中、ペットショップを見つけた。私(入ってみようか…)店員1「いらっしゃいませー」私「あ、あの!」店員1「はい、どうしました?」私「捨て猫を拾って、病院に連れて行って飼うことになったんです。何が必要ですか…?」店員1「少々お待ちください。」そういって店員さんは棚の奥の方にいたもう1人の店員さんに声をかけた。店員2「こんにちは。家に猫や犬はいますか?」私「いえ、私
2021年7月12日 20:24
-2話-猫「ミャーミャー」か細い声で必死に猫が鳴いている。私「ちょっとまってね!」[子猫 拾ったらする事]と検索をかけ、1番上のサイトを開く。[猫を拾ったらお風呂に入れてあげましょう。その後動物病院に…]サッと読み終えて、子猫を風呂場に連れていった。荷物を置いて袖をめくる。私(猫用シャンプーないし…とりあえず水洗いしよ!)子猫にシャワーで水をかけると、子猫の体から砂がどんどん出
2021年7月10日 09:21
-1話-朝、電車に揺られながら車内を眺める。乗客は私を含め10人程度。満員電車とまでは行かないが、私にとっては人数が多かった。今日、家を出た。家出じゃなく、巣立ちの方だ。高校を卒業して1ヶ月、やっと新居やその他諸々の手続きが終わって引っ越すことになった。18年分の私の思い出が多く詰まったこの街を去っていく。電車は出発と同時にみるみる景色が変わっていく。私が過ごした前高が、もうあん
2021年7月9日 20:55
-プロローグ-高校を卒業して声優デビューした「私」。仕事だけには苦悩しながらも平穏な一人暮らしライフを満喫する…つもりだった。新生活に待ち受けていたのは平穏だけれど一人暮らしでも、仕事だけに苦難する訳でもない現実だった。これは「私」の生活を書いた物語である。