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ちはるのファーストコンタクト(2018年)

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2018年に書かれたマガジン「ちはるのファーストコンタクト」の記事をすべて収録しました。300本以上あります。
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#インストラクショナルデザイン

【経験と感じ】日本教育工学会34回全国大会@東北大:インストラクショナルデザインのSIGセッション

土曜日は最近の出来事の経験とその感じを書いています。 日本教育工学会(JSET)の第34回全国大会が東北大学で開かれました。2019年度からは全国大会が秋(9月くらい)と春(3月くらい)の2回開催となりますので、年一回の全国大会としては最後となりました。 学会の大会では以下の形態でさまざまな発表を聞くことができます。 * ポスター発表 * 口頭発表 * シンポジウム/パネルディスカッション * チュートリアル * SIGセッション 教育工学会の全国大会の特色はSIGセ

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【本】中村文子、ボブ・パイク『研修デザインハンドブック』:研修を具体的に設計する。

木曜日はお勧めの本を紹介しています。定期購読者が増えるたびに、感謝を込めてその日の記事を全文公開にしています。今回はこの本を取り上げます。 中村文子、ボブ・パイク『研修デザインハンドブック』(日本能率協会マネジメントセンター, 2018) 同じ著者たちによる以下の本は2017年の8月のnote記事で取り上げました。 中村文子、ボブ・パイク『講師・インストラクターハンドブック』(日本能率協会マネジメントセンター, 2017) 今回の『研修デザインハンドブック』は、前著を

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【本】鈴木克明・美馬のゆり編著『学習設計マニュアル』:自分の学びをデザインするために

木曜日はお勧めの本を紹介しています。今回はこの本を取り上げます。 鈴木克明・美馬のゆり編著『学習設計マニュアル』(北大路書房, 2018) ■要約意味のある学び方を習得するためには、教えることの理論と実践であるインストラクショナルデザインを学び手側から使えばよい。この本は、まず自分がどのように学んでいるかを振り返るところからスタートして、キャロルの時間モデル、ケラーのARCSモデル、ガニエの9教授事象、メリルの第一原理といったインストラクショナルデザインのモデルを学び手の

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【お題拝借】論文の検索サイト/注目の人物/業務マニュアルのコツ/IDを学びたい

日曜日は皆様からの質問やテーマをいただいて「お題拝借」で書いています。質問は「Peing 質問箱」からお送りください。匿名で送ることができます。 https://peing.net/kogo [Q] 最近心理学に興味を持ち勉強を始めました。 向後千春先生は心理学に関する論文をネット上で検索や閲覧する時、何を使用されていますか? 英語の論文と日本語の論文の場合を教えてください!日本語論文を探すときは J-STAGEです。英語の論文と文献を探すときは、まず Google Sch

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4月からの講演は、その内容と方法をまた新しくしていきたいと思っています。

水曜日はフリーテーマで書いています。 2月も終わりです。特に忙しい月でした。数えてみると長いもの短いもの含めて10回の講演をしました。月の半分はどこかに出張していた計算です。 この時期の講演は1年間のふりかえりのような様相を帯びてきます。ここ数年の講演テーマは次のようなものです。 ・教える技術/インストラクショナルデザイン  ・教える技術(一般向け)教える技術の理論と具体例  ・インストラクショナルデザイン(人材育成部門向け)研修やOJTにおける効果的な教え方の理論と実

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【お題拝借】インストラクショナルデザインを勉強するには/アドラー心理学に出会ったきっかけ/自分の子どもに教える場合

日曜日は皆様からの質問やテーマをいただいて「お題拝借」で書いています。質問は「Peing 質問箱」からお送りください。匿名で送ることができます。 今回は「Peing 質問箱」経由で3つ質問が来ました。Twitterで100字で回答したものに補足して書きます。 どちらもベストです。ベストが二人いるのはおかしいって? そんなことはありません。私と克明先生はお互いに「日本におけるインストラクショナルデザインの第一人者」と呼び合っております。 鈴木克明さんのところで研究するには

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