【アンケート調査】(11)回帰分析によって複雑な現象を切り取る
前回は2つの変数の関係を見るために、散布図を作りました。散布図の全体的なプロットを見ると、2つの変数の関係が読み取れます。もしプロットが右上がりになっていれば、1つの変数が大きくなるにつれてもう1つの変数も大きくなります。これを正の相関と呼びました。もしプロットが右下がりであれば負の相関です。
この相関の強さを数字で表すことができると便利です。相関の強さを表す数値が「相関係数」です。相関係数は、-1から0を通って+1までの値をとります。相関係数がマイナスのときは負の相関で、