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#感情
怒り感情が起きたら、それをやり過ごしたあと何か問題なのかを考えるトレーニングをする。(感情論#08【最終回】)
月曜日はアドラー心理学のトピックで書いています。ここしばらくは「感情」についての連載をしています。今回は「感情」の最終回です。 前回までに、おもに、怒りや不安、後悔というようなネガティブ感情を中心として、アドラー心理学の立場から見てきました。これまでの内容をまとめてみると以下のようになります。 ・感情は、感情(emotion)と情動(affect)に分類できる。情動は、特定の対象に対して短時間しか持続しないのに対して、感情は対象を特定しないで長時間持続するという特徴がある
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怒り感情は「今目の前で起きていることについて何か問題がある」ということを知らせるために自分が起動するのです。(感情論#07)
月曜日はアドラー心理学のトピックで書いています。ここしばらくは「感情」についての連載をしています。 前回は、過去の出来事に対して起動する「後悔」という感情を取り上げました。 後悔感情は、アクティブ(能動的)傾向の人であれば、「あのときこうしておけば良かった」と考えて、自分がその行動を取らなかったことを悔やみます。これが強くなると、自分の思う通りにしてくれなかった他者を怨んだり、行動できなかった自分を「怨む」という感情に変わります。 一方、パッシブ(受動的)傾向の人であれ
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