2-教える技術19

【コーチング】12 傷つくことの目的

火曜日は「教える技術/学ぶ技術」のトピックで書いています。しばらくコーチングの話題で書いています。

前回は、コーチはあなたを傷つけようとして、未熟なところを指摘しているわけではないことは明らかなので、あなたは厳しい指摘を受けたとしても、それに対して傷つかないでいることが必要だということを言いました。それはあなたの決心次第でできることです。

では、あなたを傷つけようと意図している相手にはどうしたらいいでしょう。反撃するか、あるいは反撃しないで無視するかはあなたが決めることができます。いずれにしても、あなたの問題ではありません。相手の問題です。相手の問題だということを相手に気づかせるために、反撃するかあるいは無視するかを選ぶことができます。ここでは、このケースは取り扱いません。

相手があなたを傷つけるどころか進歩させようという意図を持って、未熟なところを指摘し、よりよいやり方を示しているのに、それにもかかわらずあなたは傷つくことができます。それはあなたが自分で傷つこうと決めたからです。

なぜ私たちはときどき自分で傷つこうとするのでしょうか。それには目的があります。ケースに分けてみると次のような目的です。

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