11-アドラー

【アドラー心理学入門】#07 アドラー心理学の3つのキー概念

月曜日はアドラー心理学のトピックで書いています。表紙画像はShiraishi Kohkiさんのものです。https://note.mu/kohki_shiraishi

アドラー心理学にアプローチする道のりとして次の5つの種類を提示しています。前々回から「(2) 3つのキー概念」に入っています。

(1) 5つの基本前提
(2) 3つのキー概念
(3) 治療技法とケーススタディ
(4) 応用領域
(5) 現代心理学へのつながり

前回は、理論の有用性は、簡潔性と予測性の2つの軸で評価することができることを書きました。科学の理論であっても、個人的なプライベート理論であっても、それが単純であれば、適用範囲が広くなりますし、さらに良く当たるものであれば便利です。

このような理論の中で重要な役割を果たしているものを「キー概念」と呼びます。キー概念は現実世界を解釈し、未来を予測するために、そこで働いているものを仮定したものです。

アドラー心理学では次の3つが重要なキー概念です。

(1) 劣等感とその補償
(2) ライフスタイル
(3) 共同体感覚

「人が成長し、人生を生きていく」という現象については、それこそたくさんの見方があるでしょう。もしアドラー心理学の3つのキー概念を使って「人が生きていくこと」を表現するとすれば、次のようなものになるでしょう。

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