9-号外_バラ

【フリー】「ちはる塾 x アドラー心理学 x noteで書き続けること」(03)

日曜日は皆様からの質問やテーマをいただいて「お題拝借」で書いています。質問やメッセージは「マシュマロ」からお送りください。匿名で送ることができます。

今回は、2018年10月のアドラーフェストでの講演「ちはる塾 x アドラー心理学 x noteで書き続けること」の3回目です。

2つ目の話題は「私にとってのアドラー心理学」です。

『嫌われる勇気』のベストセラー以降、「アドラー的に考えると」という枕詞でアドラーの考え方は便利に使われるようになりました。それだけアドラーの考え方がわかりやすいということの証明です。それこそ共同採石場から自分の好みで石(アドラー心理学の断片)を切ってきても誰も文句は言わないのです。

しかし、私が考えるアドラー心理学のすごいところはそういう「なんでもあり」のところではなく、「体系的に作られている」というところです。いくらアドラーから石を切り出してきてもそれは体系(システム)にはなりません。ましてや、自分の専門にアドラーをただつなぎあわせてもすぐには体系にはならないのです。

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