2-教える技術ヘッダ

グループワークによる成果の評価とメンバーの評価。

火曜日は「教えること/学ぶこと」のトピックで書いています。

春学期の授業も折り返し点にさしかかってきました。私の授業では、受講人数が多くても少なくてもグループワークを取り入れています。今進行中の授業は200人くらいが受講しています。それでも5人をユニットにしたグループワークが授業の中心活動です。

授業の4回分をかけて、各グループで決めた21世紀に役立つスキルをトレーニングするコースを設計するという課題です。最後は、紙芝居プレゼンテーション(KP法, 下記の本を参照)を使って5分間プレゼンテーションをグループ間で行います。さらにそれを投資額の配分という形で相互評価します。

こんなふうに進めると、受講者はみんな積極的に参加してくれます。もちろんイヤイヤやっている人やスマホばかりいじっている人はいます。しかし、全体としてみれば8〜9割は、グループワークに貢献しています。しかもかなり楽しそうです。下の写真はプレゼンテーションの様子です。一斉にやりますので、教室内はちょっとうるさくなります。けれども、みんな真剣に聞いてくれます。投資額を決めるという形で評価する必要があるからです。

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