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【本】荒木優太(編著)『在野研究ビギナーズ』:在野研究者たちの一人一人のあり方

2023年9月27日(水)

水曜日は本の紹介をしています。今回は過去の記事を再録します。

2019年10月3日

今回は、荒木優太(編著)『在野研究ビギナーズ』(明石書店, 2019)を取り上げます。

要約

求職のための競争から降りた、雇用のためではない研究を続ける在野研究者には様々なスタイルがありうる。それはたやすいことではないけれど、メリットもある。まず仕事を持っていることで生活の心配をしなくて済むこと、そして、誰も手をつけない未開拓のテーマにフットワーク軽く挑戦できることだ。毎日の仕事の中で知的冒険をすることは、そのこと自身に価値があると同時に、自分の仕事を深めるためにも役立つだろう。

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