6-注目記事2

【注目記事】チャットかメールか/ピザ2枚ルール/面接で良い性格と思われること/21世紀の子どもたちが学ぶべきこと

土曜日は「注目記事とヒント」を書いています。Facebookでシェアした記事を取り上げて感想やコメントを書きます。

135 チャットかメールか、職場で広がる世代間ギャップ

企業はIMを使うことで会議の必要性が減り、チームメンバー間のコミュニケーション維持が容易になると話す。また最新情報を共有したり、アドバイスや返答を素早く得たりすることも可能だ。それと比較し、メールは扱いにくい上に遅く、押しつけがましく感じられることもある。
http://jp.wsj.com/articles/SB12403095601924873365004584170413489452416

学生はメールを「かしこまった」ときにしか使わない。ほとんどはLINEのようだ。

仕事でも、メールからチャットやメッセンジャーに切り替えたときに何が起こるのだろうか。ひとつは情報の密度が濃くなることだ。メールとして届く大部分は迷惑メールであるし、それがフィルターで取り除かれたあとでも、半分以上は読めばそれで終わりの情報だ。ということは読んでも読まなくてもいい情報だ。

一方、チャットで来る情報は何らかの返事やリアクションが必要なことが多い。この次の記事での「ピザ2枚ルール」のようにグループチャットとしても高々10人程度のことが多いからだ。グループチャットを使うことが普通になれば意思決定やプロジェクトの進み具合も速くなるだろう。

まあ、その分せわしない、気の抜けないコミュニケーションになるかもしれない。だから、一定時間はチャットのお知らせが来ないような設定にするとかが必要になるかもしれない。

136 Amazonが無限に企業を拡大していくことに成功した「ピザ2枚ルール」

小規模チームによって進められるAmazonの「ピザ2枚ルール」の恩恵ついて、「あなたは新しい製品ラインを追加する際、新しい内部構造を構築したり直接レポートを提出したりする必要はありません。ましてや、各部署とミーティングを行ったり、(新製品ラインの)プロジェクトを起こしたり、複雑な事業計画を立案したり、新しい電子商取引プラットフォームを準備したりする必要もありません」
https://gigazine.net/news/20180425-amazon-two-pizza-rule/

ピザ2枚を分け合えるような人数というのは、10人前後であるらしい。この人数であれば、立ち話で意思疎通ができるので、わざわざ時間を合わせて会議をする必要もないし、計画立案、進捗報告も必要ないので、最も効率的にプロジェクトを進めていくことができるという。

組織が大きくなって、メンバーも増えていったとしても、ピザ2枚ルールにしたがってチームを作っていけば、生産性や創造性を落とさずに拡大していけるということだ。基本は10人前後のチームをどう進めていくかということに戻るわけだ。

137 就職活動には「誠実性、外向性、知的開放性」をもって臨め

最終的には「良い性格」の人が有能であり、評価されると明らかになっている。
「良い性格」の構成要件は次の3つだ。
(1) 誠実性(まじめさ)
(2) 外向性(社交的であること)
(3) 知的開放性(知的好奇心が旺盛であること)
https://forbesjapan.com/articles/detail/20668

インプレッション・マネジメントの手法として、以下の3つがある。
(1) 良い特徴の強調
(2) 意見適合
(3) 資格

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