4-お勧めの本19

【本】パーマー、ワイブラウ編著『コーチング心理学ハンドブック』:コーチング心理学の全体像をつかむ

木曜日はお勧めの本を紹介しています。

今回は、パーマー、ワイブラウ編著『コーチング心理学ハンドブック』(金子書房, 2011)を取り上げます。

■要約

コーチング心理学について概観できるハンドブック。コーチングが、カウンセリングのように広まっていくための基礎となる本だろう。

コーチング心理学全体としては、まだまだ混沌としているし、心理療法・カウンセリングの世界と同様に、さまざまな流派が並立している。しかし、この本を通読すれば、混沌とした世界もある程度すっきりと見渡すことができるだろう。

プロの仕事としてコーチをやっていこうとする人は、心理学をきちんと学んでおく必要があるということは明白だ。そのためにもこの本は役立つだろう。

■ポイント

コーチング心理学とは
・大人および子どもの学習について、
・確立された心理学研究法に基礎をおくコーチングモデルの支援を受けて、
・個人生活での安心や満足、
・仕事の場での活動能力を高めることをめざす。

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