3-コラム用

「雑談や脱線がおもしろい」とは言われるけれど。

水曜日はフリーテーマで書いています。

いろいろなところから依頼されて研修やワークショップを開いている。メインテーマはアドラー心理学とインストラクショナルデザイン(教える技術)の2本だ。

最近は、両方を組み合わせてというリクエストも多い。本当のことを言えば、両者にはまったく関係がない。アドラー心理学は臨床心理学の基盤であるし、インストラクショナルデザインは行動分析学が発端だ。けれども両者はなぜか相性が良い。運動技能の教え方、認知技能の教え方とうまく進むのだけれど、態度(社会情動性)の教え方になると、あまりいい手がない。そこでアドラー心理学を援用するとうまくハマる感じがする。そういうことなのだろう。

私のワークショップはグループによる活動中心主義で設計しているので、講師の話は極力コンパクトにしている。パイクの「90/20/8の法則」にしたがって20分以内に話を区切ることを目指している。できれば15分以内に。

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