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営業ビリの内向型人間が成果を出せるようになるまでの話


こんにちは。こぐりなです。
銀行からIT企業に転職し、複業で転職相談やキャリアコーチングを
行っています。

今回は、「成果が出ないから営業には向いていない」と思う人に向けて
私の経験談をお話しします!


何故これを書こうかと思ったか?というと、
新卒で転職しようとしている営業職の人の多くが
「成果が出ないから営業は向いていない」と悩んでいるからです。

こんな方に読んでほしい

・営業で成果が出ずに苦しんでいる
・周りの売れている人と自分を比べてしまい落ち込んでしまう
・営業は自分に向いていないと思っている



成果が出ないのはなぜ?


「あなたがいまの職場で成果が出ない理由は何故ですか?」

こんな風に聞くと、もしかしたら
詰められているような気持ちになるかもしれません。

・自分が営業に向いてないから?
・努力が足りないから?
・やる気がないから?
・売ることに興味がないから?

いろんな理由が思い浮かぶと思います。

当時、新卒3年目でいまの会社に中途入社した私は営業実績はほぼゼロ。

前職も銀行の法人営業として勤めていましたが、
転職した際も誇れるような実績は正直なく、
「出来ることが営業しかなかったから」という理由で
営業を続けていました。

入社した当初は新しい環境で刺激を受けていましたが、
半年経ってもなかなか成果が出ず
自分より後に入社した人の方が成果を出すような状況が続きました。

なんとか成果を出さなきゃ・・と思っていましたが、
1人で抱え込む性格が悪い方に出てしまい、より空回りしていました。


成果を出すために必要な営業スキルとは?

そんな時、当時のマネージャーが私に1on1を入れてくれました。
ああ、ついに怒られるのかな・・と不安に思っていましたが、

「営業に必要なスキルって何だと思う?」といきなり質問されました。

営業というと、「明るく外交的で人の懐に入る人が上手」というイメージが強かった私は、営業スキル=コミュニケーション力と思い込んでいましたが、実は営業スキルにも複数の要素があることを知りました。

当時教えてもらった営業に必要なスキルチャート


ハッとしたのは、この五角形のうち、
人によって元々の形は違うということです。

例えば、お客さんとのアイスブレイクやコミュニケーションが上手なタイプで、関係構築力が飛び抜けているような人もいれば、


合理的で提案ロジックやプレゼンテーション力のバランスが得意な人も
います。


私はどちらかというと後者のタイプで、コミュニケーション能力が長けているわけでもないのに、トーク力の高い人ばかり見ては「自分はああいう人にはなれない」と落ち込んでいるだけでした。


マネジャーの一言で、
自分と違うタイプの人を目指しても成果にはつながらないということに
気づきました。

元々根明で人を見るのではなく、同じようなタイプの人がどうやって成果を出せるようになったのか、苦手な人がどうやって工夫したのか?に目を向けてみること。

そこから、
周りの人と比べずに自分の課題を客観的に捉えるようになりました。


具体的には、全ての商談をリスト化して、できたこと、できていないこと、どうすればよかったのか、など全てのアクションを洗い出しそこに自分自身で振り返りのコメントを記録していきました。

結果、感情的に「自分はダメだ」と思うのではなく、
「私はここができていない」という事実を
受け止められるようになりました。

自分の強みや弱みを正しく把握すること


「自分はこういう性格だからできない」と思っているうちは、
どんなに変わろうとしても空回りしてしまいます。

自分と違うタイプの人になろうと闇雲に努力するのではなく、
ゴールから逆算して必要なことを理解し埋めていくステップが大事です。


業界によって求められる営業スキルも変わるので、
そちらについてはまた別の記事で書こうと思います。


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