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ザ・メンタルモデル〜自分の痛みの根源を知り、統合へ向かうプロセス

最近不調が続いていて、改めて自分の内面を見直すことにしました。

ザ・メンタルモデル

メンタルモデルとは、 由佐美加子氏が1000人を超えるセッションを通して得られた、人間がその生き方を制御しているプログラムのこと。
メンタルモデルは4つあり、どれかひとつに誰もが当てはまると言います。

A 価値なしモデル「私には価値がない」
B 愛なしモデル「私は愛されない」
C ひとりぼっちモデル「私は所詮ひとりぼっちだ」
D 欠陥欠損モデル「私には何かが決定的に欠けている」

ザ・メンタルモデル

「誰もが4つのどれか1つに当てはまる」とありますが、多かれ少なかれ、人はすべての性質を持ち合わせていると思います。

無意識にある深い痛みを、努力で克服したり目を逸らしたりしながら生きていても、決して満たされることがない。

それを根源的に解決しましょうという内容です。

価値なしモデル→存在しているだけで価値がある
愛なしモデル→自分を無条件で愛する
ひとりぼっちモデル→すべては繋がっている(ワンネス)
欠陥欠損モデル→ありのままで完成している

それぞれのモデルが目指すゴールが上記で、
「○○さえあれば」「○○しなければ」「○○じゃないとだめ」
といった条件や制約やジャッジをやめて、まるっと自分を受け入れましょうということですね。

ちなみに私はひとりぼっちモデルがベースです。

幼い頃から母に「出ていけ!ここはお前の家ではない」と繰り返し言われたことが、絶対的な愛と信頼を向けた相手から拒絶されるのが怖い→人付き合いが面倒くさい、ずっと孤独でいいというメンタルにつながっています。

この問題解決のためには、「辛かった、受け入れてほしかった」と母に直接伝えるプロセスが必要じゃないかと思うんですけど、そこにはものすご〜く抵抗があります。

母との関係は修復していても、弱さを曝け出すのが恥ずかしい、誤魔化されたら嫌だな、またひどいことを言われたらどうしよう…とか色んなことがぐるぐる回ってしまいます。

でもここで、心に秘めて穏便に済ませようとしたら先には進めないんですよね。

衝突したり、反抗されたり、呆れられたりしてでも、自分の素直な感情や欲求を表に出す経験が必要なんだと思います。

「○○だなんて考えてはいけない」「我慢しなくては」
と無意識に押さえ込むクセを手放せれば

「本当は○○と思っていた」
「なのに我慢してたのはなぜ?」
「本音を言ったら嫌われるかもしれない、それが怖かった」
「でも本音を言えず我慢してたら、安心できる深い関係にはなれないよね?」
「だったら勇気を出して、本音を伝えてみる」
と言った感じで、恐れや抑圧をひとつひとつ紐解いていけるんじゃないかなあと。

ワンネスやありのままというのは知識としては理解できても、身の回りの人間関係にすぐ適用できるかというとそんなことはないので、自分のメンタルモデルを理解した上で、身近なところから意識を変えていくのが現実的だと思います。

メンタルモデルの統合ができている(問題に向き合って解決済み)人は、無意識の抑圧がないからか、素直にナチュラルにリラックスして自己表現ができているように見えます。

そこにいくには手放すものがまだまだたくさんありそうなので、じっくり取り組んでいきます。

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