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「最後まで読んでくださりありがとうございます」と書いてるブログはなぜつまらないか

いきなりブロガーに喧嘩売ってるようなタイトルですが😅

「なぜつまらなく私は感じるのか」ってことです。
個人の主観ですからあまり怒らないで聞いてください。

一般人のブログで、記事の最後に毎回デフォルトで「最後まで読んでくださりありがとうございます」って書いてる人いますよね。

あれ、必要?😅

私はあれを目にするたびにすごくがっかりするんです。

あー、こんな記事読んで損した!

って思います。

少なくとも、「礼儀正しいブロガーさんだなぁ」とは思わない。

あれ、礼儀正しさのアピールなんでしょうか。

私は公衆トイレの「いつもきれいに使っていただきありがとうございます」も大嫌いなので。

「きれいに使いましょう」「きれいに使ってください」の方がよっぽどいい。

「いつもきれいに使っていただきありがとうございます」って、勝手に既成事実作るなっつーの😅

「いつも自民党を応援してくださりありがとうございます」に近い恐怖を感じるよ😭

こんなこと書いてますが、私も一回だけこのフレーズを使ったことがあります。

「思い出の海外オーケストラ(3)」の記事です。

あれは長い連載だったので、初めから読んでくださった読者の方がいたらお礼を言いたいと思ったのです。

お礼って特別なときに伝えるから意味があるんだと思います。

職場で消しゴムを貸してもらっただけで「消しゴムを貸してくださりどうもありがとうございます」なんてかしこまらないですよね?😅

毎回の記事の終わりにあるのは過剰です。

それにもう一つ、余韻が台無しなんですよ。

ブログって長文ですよね。著者の文章の雰囲気に浸って読んでいて、最後が毎回定型文だとずっこけます。

余韻のもつ大切さを理解してない気がするんですよね。

小説の最後の行に1行空けて、「最後まで読んでくださりありがとうございます」って書いてあったら白けませんか?😅

「あとがき」で書いてあるならわかりますよ。

ブログみたいに内容と切れ目なく表示される媒体だとムードが台無しです。

いい文章って余韻があるんですよ。もちろん作者もそれをわかっている。

私もラストの着地点はすごく考えます。言いたいことがまとまってないときは最後の着地が決まらないです。

読み手の心に波紋が広がるような一文がよくありませんか?

なんで定型文にするかなぁ。自分はセンスないですって言ってるようなもの。

あー!素人くさい文章を読んでしまった!

という気になってしまう。

礼儀正しいとも全然思わないし、かっこつけでもいいからラストに気を遣ってるブログの方が私は好きですね。

ちなみに、岸田首相の口癖が「いずれにしましても」なのはご存知でしょうか?

順接でも逆接でもない、前後関係を気にせず使える超便利な言葉。

あれこれ長々喋ったあと、これ挟んで結論言えばいいんだから楽なもんです😂

なんかこれに近い雰囲気を感じるんですよね。

ブロガーの「最後まで読んでくださりありがとうございます」は岸田の「いずれにしましても」と似てるってことでOK?😅

ちゃんと着地してますでしょうか……😂

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