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よくある話だけれど大切なこと。

以前、会社でパワハラ・モラハラを受けていました。

と言ったら、「またか」と思う人も多いのではないかと思う。
本来仕事をしてその対価を貰うはずの会社で、自分の機嫌を自分で取ることも出来ずにアンガーマネジメントも出来ず、感情をそのままに出す人間がそれだけ多いのだろうと思うし、自分がその対象となり苦しい状況にあった事を勇気を出して告白する人も大きな流れを作ったと思う。

その流れが起こった時自体は、体感的にそんなに昔のことではないように思えるし、現実に今でも闘っている方はいるのだろう。
それでも今では会社の中にコンプライアンスが掲げられ、パワハラ・セクハラ・モラハラなどのポスターが貼られるようになった。

これは凄いことだと感じる。

因みに私はこのパワハラ・セクハラ・モラハラに関してに性別は関係ないと認識している。
ハラスメントを行うのが女側であれば許されるということもないし、無論男だから許されるということもない。話が蛇足になるので今回は書き添えるだけにしておくけれど、LGBTだから良いということも決してないと認識している。

私自身もパワハラ被害の当事者でありながら、その流れに参加しなかったのは、まだその傷口が乾いてすらいなかったので、瘡蓋になってもいないものを膿ませなきゃいけないような痛みが生々しかったからだと思う。

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