Motomi Kohakura

小波蔵 求実/ 趣味で一次創作を続けて早ンン年。イラスト・漫画・小説・手芸と広く浅くや…

Motomi Kohakura

小波蔵 求実/ 趣味で一次創作を続けて早ンン年。イラスト・漫画・小説・手芸と広く浅くやりつつ現在に至る/ よく誤字脱字やらかす;/ 個人サークル『えむ’s パレット』で時々オンライン同人誌即売会に出展/ TV(有壁・アメトーーク・Eテレ)、ミュージアム、巨樹巨木と寺社巡りも好き

最近の記事

読書記録『生き物の死にざま はかない命の物語』稲垣 栄洋 著

少しずつ絵かきとか再開しましたが、借りてきてある本は読んで返却せなアカン…と、地味に読書は継続中。 以前読んで生物界の掟の厳しさを痛感した『生き物の死にざま』の続編とでもいうべき本があったので、借りてきて読みました。 子育ては強い動物に与えられた特権。 昆虫ではサソリのほか、一部のクモも子育てをする。 日本に生息するクモの中で最強の毒をもつカバキコマチグモもまた、母親が卵を孵化まで守り続ける。そして、子供たちが卵から孵化したその日、母親は子供たちの餌となる。我が子の誕生日が

    • 今、自分の中でプチプチアニメ@Eテレがアツい

      Eテレにて朝6:50~6:55に放映されていたCGアニメ「オトッペ!」が昨年度末で終了し、今年度この時間枠に入ったのが、それこそテレビがブラウン管だった頃に放映しててのタテヨコ比率が今時の横長テレビとはしっくりこない「プチプチアニメ」という5分アニメ。 まとめると「プチプチアニメ」だけども、制作者や作風・内容も実に様々。昔だからCGとか最小限で、クレイ(粘土)でコマ撮りとか地道かつアナログに作られたものも多い。 4月上半期はイモムシのニャッキを中心としたコミカルかつ時にシニカ

      • 読書記録『先生、シロアリが空に向かってトンネルを作っています!』小林 朋道 著

        自然豊かな大学とその周辺で起きる、動物に係る「事件」を、動物行動学の見地から真面目かつ時に非まじめに(不真面目じゃない)綴る、コバヤシ教授の『先生!シリーズ』。 ほぼ年1冊ペースで巻を重ね、図書館にあるものは全部読んだはず。いや、発行済のものという観点でもほぼ読破しているんじゃないかと。 それというのも、やはり小難しくなく親しみやすく平易に、堅苦しくなく程よくくだけた調子で書かれているからであり(個人的印象)、その「事件」そのもの、登場する動物たちの精一杯のびのびキラキラ生き

        • 拙作語り㊽:拙作『六花シリーズ』みどころ&自作品のココが好き

          妖怪悪霊を討伐しうる能力をもった士たちの物語な一次創作ファンタジーコミック、 現代劇『六花繚乱ヘキサムライ』 和時代劇『六花稗史』 について、筆者目線での見どころと好きな点を述べたく思います。 過去記事と重複する内容もありますが、そこはご了承ください。。 みどころ戦隊もののお約束を踏襲しつつ、自分カラーも取り入れて 戦隊といえば構成員に担当色なりシンボルなりが付くもので。 そういうものも、しっかり設定。担当色の他には、出身家系と家紋。家紋は皆、雪がモチーフ。 「六花の妖霊

        読書記録『生き物の死にざま はかない命の物語』稲垣 栄洋 著

          同人便箋、新作追加

          ※まぎらわしくてスミマセンですが、ヘッダー画像は新作ではなく旧作つかド旧作の域に入りそうな猫レタセ(便箋封筒セット)です; 以前原稿を作成し発注した便箋が刷り上がって届きました(その辺は過去記事「同人便箋とりあえず脱稿」参照)。 A5横 漫画絵 用紙:色上質薄口(銀ねず、あさぎ) 刷色:青金~金+銀~赤金の3色グラデ A5タテ 非まんが絵 仕様は前掲の漫画絵便箋同等 銀ねず・あさぎ×金インクをやってみたかったんすね…。ただ、金1色というのもつまらないので、分かりにくい

          同人便箋、新作追加

          拙作語り㊼『群雄列伝 下天の章・三 群雄割拠譚』<Ⅺ>

          古代中国風の世界観で次なる王朝を興す者が決まるまでの争乱の時代を描いた一次創作小説『群雄列伝 下天の章・三 群雄割拠譚』。 詳しい話は過去記事(「拙作語り㉟」)を参照いただきたいのですが、今回は再掲分(=今迄にちゃんと本編本文を書いた部分)である篇ノ四前半部までのキャラクター目録みたいなものを再掲したいと思います。下天の人間以外にも天界・中庸界の非人間やら、馬をはじめとした動物やらも収録してます。その数の多さと話の長さゆえに、書きもれや抜けがあるかもしれません(自爆)。  基

          拙作語り㊼『群雄列伝 下天の章・三 群雄割拠譚』<Ⅺ>

          「この保管期限の過ぎた書類、シュレッダーかけといてもらえるかな」 と言われれば 「ちょっと儂は事務員じゃないんよ」 じゃなく 「はい、やっときます」 でサクッとごりごり 「え、もう終わったの」「ハイ」 少人数Grなんで「各人出来ることを出来るときにつべこべ言わずやる」文化 平和す

          「この保管期限の過ぎた書類、シュレッダーかけといてもらえるかな」 と言われれば 「ちょっと儂は事務員じゃないんよ」 じゃなく 「はい、やっときます」 でサクッとごりごり 「え、もう終わったの」「ハイ」 少人数Grなんで「各人出来ることを出来るときにつべこべ言わずやる」文化 平和す

          読書記録『へんな西洋絵画』山田 五郎 著

          またこのところ右手の骨折跡が痛むことが増え、家事と仕事が優先なので絵を描ける状態ではなく(困)… 「肩が壊れようとも次の試合で投げたいんです!」とか高校球児みたいなことも言えないんで(偏見やろ)…骨折復帰後に本腰で原稿した一次創作漫画本『六花稗史 巻ノ三』で休まず頑張りすぎたのが目下のこの骨折跡が痛む一つの遠因だと思っているし…ほぼ最短で抜釘したのに、直後酷使しすぎてしまったかと(墓穴)。 それで「なら本を読もうか」というわけで、春だけどぼちぼち読書(※過去記事にも書いている

          読書記録『へんな西洋絵画』山田 五郎 著

          こはくらと巨樹巨木⑧~楠と椨

          春を迎え、巨樹探訪をぼちぼち再開し。 それにしても今年は桜の開花予報がはずれたというか…昨年よりだいぶ遅かったし、自分がパート勤めを再開したり天候に恵まれなかったりも重なって、花期に合わせて桜を訪ねることが出来ないまま満開を過ぎていった感がもりもりしております(墓穴)。そんなわけで、この春はとりわけ桜に関しては撮れ高が少ないと言わざるを得ない(自分で言った!)。いや昨年の春の撮れ高が多かったんですよね…自分も頑張ったし運も良かったのだろうと。 で、今回の巨樹巨木まとめは、桜

          こはくらと巨樹巨木⑧~楠と椨

          拙作語り㊻『群雄列伝 下天の章・三 群雄割拠譚』<Ⅹ>

          一次創作、古代中国風歴史FT小説『群雄列伝 下天の章・三 群雄割拠譚』。 もう何年も前になりますが、その登場人物を中心にタロットの大アルカナを作成しました。 今回記事では、一連の「群雄下天・三」記事ヘッダーとして使用のまとめ画像から、1枚ずつ拡大しつつ紹介していこうと。 タロット表紙は、中庸界の見習い美少女方姑・景瑛。 ちなみに、このタロットデッキの名称に使った「VISIONARY CONTINENT」とは、学生時代に『群雄列伝』の天界の半神たちの物語を漫画で描いてコピー本

          拙作語り㊻『群雄列伝 下天の章・三 群雄割拠譚』<Ⅹ>

          拙作語り㊺『群雄列伝 下天の章・三 群雄割拠譚』<Ⅸ>

          一次創作、古代中国風伝奇ファンタジー小説『群雄列伝』。 内容その他の詳しいところは過去記事(拙作語り㉟)を見て下さいという話ですが、そのうちの『下天の章・三 群雄割拠譚』は、中央政権が衰退し地方の有力氏族が帝都と天下を窺うようになった群雄割拠の人間界が舞台。   今回は、下天の章・第三部にも登場する人物たちの過去というか、第三部以前の物語とでもいうべき外伝を再掲します。 茉莉花の咲くころ こちらは、中庸界の方士・不空の下天時代の話となります。 ゆえに、主に下天の章 第一部

          拙作語り㊺『群雄列伝 下天の章・三 群雄割拠譚』<Ⅸ>

          同人便箋とりあえず脱稿

          同人界を知ってンン年、世の中と共に界隈もあれこれ様変わりしましたが、自分はいまだに便箋を作っております(のっけから自爆)。近年はいかんせんネタが湧かないのと在庫が捌けない→保管場所に困るという事情もあって(自分で言った!)年イチで作るかどうかになってきていますが。。 でもあれですか、またちょっと再燃してますかね同人便箋は… そんなこんなで2024年の新作、原稿が一応仕上がったので近日中に印刷所さんに発注します。 今もうオンライン入稿でいける印刷所さんが多数派となり、私自身原

          同人便箋とりあえず脱稿

          拙作語り㊹『群雄列伝 下天の章・三 群雄割拠譚』<Ⅷ>

          一次創作、古代中国風伝奇ファンタジー小説『群雄列伝』。 内容その他の詳しいところは過去記事(拙作語り㉟)を見て下さいという話ですが、そのうちの『下天の章・三 群雄割拠譚』は、中央政権が衰退し地方の有力氏族が帝都と天下を窺うようになった群雄割拠の人間界が舞台。 三回に分けて篇ノ四の前半部再掲、今回はその3、すなわち目下書いてある本編本文打ち止めです(何気に自爆)。 毎度の断り書き。 R指定まではいかないのですが、PG-12くらいはあっていいのかなと筆者的には思っています。 更

          拙作語り㊹『群雄列伝 下天の章・三 群雄割拠譚』<Ⅷ>

          出版の手伝いをした書籍を、1冊「お礼に進呈」と頂くことが出来 本を開けば ああ、あの苦労した挿図… と涙目 結論からいうと、しんどかった思い出ばかりが去来して涙が出そうになった(爆) 〆切ぎりぎりになってフォント全揃えしたのに出版社に全直しされたことが何よりショックでな…(切実)

          出版の手伝いをした書籍を、1冊「お礼に進呈」と頂くことが出来 本を開けば ああ、あの苦労した挿図… と涙目 結論からいうと、しんどかった思い出ばかりが去来して涙が出そうになった(爆) 〆切ぎりぎりになってフォント全揃えしたのに出版社に全直しされたことが何よりショックでな…(切実)

          拙作語り㊸~これまでの一次創作作品を通しての自己紹介

          ざっくりな自己紹介と経歴 PN:小波蔵求実 いい歳のパートタイマー 今もなお大学の卒研で身につけた技能、さらに自分が趣味で続けてきた描画・ホームページ関係の知識と技術とで主に趣味費を稼いでいる工学学士 工学部卒だが物理と数学は苦手だった(自爆) 日本史は難関大文系志望者くらいに出来たが一時の歴史ブームで冷めてしまった; 相応の読書量は確保しているが、物語的文章がとにかく読み込めないので、最初から手に取らないことにしてる(爆) 漫画にしろ文章にしろ、自分で描く・書

          拙作語り㊸~これまでの一次創作作品を通しての自己紹介

          拙作語り㊷~聡介のモノローグ@『Secret Base』

          過去筆の拙作であり現代学園短編連作小説、『Secret Base』。 文化祭発表箇所以外の、いわば「地の文」は、以下の「聡介のモノローグ」で出揃ったことになるかと思います。 物語本編に登場する、2011年3月段階で高校1・2年生だったサイエンスクラブ部員たちは学校で東日本大震災の大地震を経験しており。以下に再掲するのは、翌年度に部長となる2年男子・津久井聡介のモノローグ。 このような事情なので、震災を思い出すようで不安がある方は、以下読み進めないほうが良いかもしれません。

          拙作語り㊷~聡介のモノローグ@『Secret Base』