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子どもでもわかりやすい『時間の使い方』 /子どもへの伝え方のヒントにも。

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今回は、時間の使い方についてお届けできたらなと思っています。

「わたしは時間の使い方マスターだよ」って誇らしげに言える人って、大人でもなかなかいないかなって思うんですけど、みなさんどうですか?時間の使い方上手い方ですか?全然ダメで下手な方ですか?

大人でもそんなふうに、「あ〜、ちょっと時間の使い方間違えちゃったなー!」とか、「もうこんな時間になっちゃった。」とか、そういうことがあると思うんですけど、

子どもだと余計にそうかなと思いますし、子どもに関しては周りの親とか大人もその様子を見ていてちょっとイライラしちゃったりとかそんな場面もあるかなと思います。

今回はわたしが大人になってからここ2,3年の間に手に取った本で、みなさんにご紹介したい本があるので、それになぞってお伝えしたいなと思います。

その本は小学生の人がよく読むような本の棚にあった、ちびまる子ちゃんの満点ゲットシリーズの『時間の使いかた』ってタイトルにバン!と書いてある本で、

満点ゲットシリーズせいかつプラス ちびまる子ちゃんの時間の使いかた

これが漫画の展開になっていて、すごく子どもでも読みやすいんですけど、中身は大人にも響くというか、活かせるような内容がモリモリ盛りだくさんになっていて、伝えたいなという思いが今溢れてきているので、お伝えしたいと思います。

最後までお付き合いいただけますとうれしいです。

お子さんがいらっしゃるご家庭の方は、今まさにこういうことが起こってるよっていう方も多いんじゃないかなというふうに思うんですけど、

子どもに対して「早く宿題しなさい!」とか、あとは「早くお風呂入りなさい、早く寝なさい!」っていうふうに、時間を急ぐようにちょっと命令形で伝えてしまうことってあると思うんですけど、

でもそれって子どもの立場になってみると、それをすることのメリットが感じられなかったりするかなというふうに思うんですよね。

なので、なんでそういうふうにすると自分にもメリットがあるのかっていうのが、わからなかったりするからかなというふうに思います。

この今回ご紹介する本にはそのあたりがすごく絶妙な感じで難しくなく、さすがちびまる子ちゃんの展開で読みやすいなっていう感じで書かれているので、

お子さんにもおすすめですし、わたしみたいにこういうの読むの好きっていう大人の方にもおすすめの本になっています。

そしてこの本を通してお時間をうまく使えるようになると、どういうふうにいいのかっていうところがすごくわかりやすく伝わってくる本だなっていうふうに思ってて、

最初の始まり方はまるちゃんがのんびりテレビを見ていて、宿題を全くせずに過ごしていたら「もう夜の9時!わあ、どうしよう。」っていうふうになって、「もう時間が経つのが早すぎる」って、「もう24時間しかないのがいけないんだよ!」って言ってて、時間が使い方考えた方がいいかもねっていうような流れになって、

そこで読んでいる側に「こんなことない?」っていうふうに問いかけが始まるんですよ。

・ついダラダラしてしまう
・早くしなさいってよく叱られる
・やることは後回しにしてギリギリで焦る
・やることが多すぎて自分の時間が取れない

っていう、もうこれ大人でもドキッとした方いるんじゃないかなっていうような内容なんですけど、

まるちゃんが「もうこれ全部まる子のことじゃん」っていうふうになって、実際に時間の使い方がうまくなると、どういうふうにメリットがあるかっていうのが書かれていて、まずは

・締め切りまでにやることができる
・効率的に物事を進められる
・頑張るときと休むときのメリハリがつけられる
・やりたいことのために使える時間が増える

こんなふうに時間の使い方がうまくなったらこんないいことがあるよっていうふうに、イラストとともに伝えてもらっているので、

「それはめっちゃいいんじゃん」っていうふうに、素直に思えるっていうところが序盤に訪れていて、その後読み進める気が起こるなって、大人のわたしでも思います。

その後はこの本の中でステージを踏んでこんなふうに時間をマスターしていこうっていう感じに展開されていて、

ステージ1 めざせしめきりマイスター
ステージ2 めざせ段取りマイスター
ステージ3 めざせメリハリマイスター
ステージ4 めざせ長期プランマイスター
ステージ5 めざせ素敵な時間マイスター

っていうふうに、タイトルだけでも大人も引きつけられるような、「いやもうそれができたらいいよね」っていうようなタイトルかなっていうふうに思うんですけど、

その大きな項目ごとにそれぞれちょっとしたエピソードで、まるちゃんの漫画仕立てで伝えてくれている本になっています。

その中でもわたしがめっちゃ響いたっていうか、「これ大事だね」っていうふうに思ったところが、

『何にどれぐらい時間がかかるか予想して、実際の時間を計ってみよう』っていうコーナーがあって、コーナーは書き込める形式になっていて表の形になっているんですけど、

まるちゃんは小学生なので、学校に行くまでの朝の時間に、顔洗うとか、お着替えする時間はどれぐらいの時間がかかるか、かかる時間の予想を書いてから、実際にかかった時間を書くっていうふうに、

それぞれ例えば朝ご飯食べる時間、歯磨きとか準備する時間、そして学校から帰ってきて宿題をやる時間、お風呂に入る時間、明日の準備をする時間って、それぞれにかかる時間を何分ぐらいかかるかを予想してから、実際に計ってみてかかった時間を書き込むっていうところがあるんですけど、

「これ、大人もやるべきだな」っていうふうに思いました。

大人の場合だと、家を出るまでに、メイクをする時間は大体どれぐらいかかっているのか、服を決めて着替える時間はどれぐらいかかっているか、大体の感覚で動いているかなっていうふうに思うんですけど、

実際に計ってみるとどれぐらいの時間がかかっているのか把握するだけでどれぐらい準備にかかるかっていうのが明確になって、すごく活きてくるかなっていうふうに思います。

準備に限らず、家事の時間でも計ってるとかなりいいかなっていうふうに思うんですけど、

例えば、洗い物をする時間、洗濯物を干す時間、たたむ時間、それぞれ何分ぐらいでできるのかっていうのがわかれば、これぐらいの時間いまあるから、洗い物先にしちゃうとか、洗濯物たたんでおこうとか、そういうふうに活用できるかなというふうに思います。

時間が決まると、逆に楽しく活かせたりするのかなって今わたし思いまして、

例えば好きな曲で大体何分ぐらいっていうのがあったら、この家事にかかるのが大体同じぐらいの時間だったら、「この曲が終わるまでに終わらせるぞ!」とかそういうふうにモチベーションを高めるためにも活かせるなっていうふうに思いました。

そして、この本の最後の方に『目指せ長期プランマイスター』っていうところがあって、その中に夏休みの計画表を作ろうっていうのがあって、今まさに夏休みだなっていうふうに思ったので皆さんにお伝えできたらと思いました。

ちょっと遅くなっちゃったんですけど、今からでもまだ活かせるかなと思うので、お伝えさせていただきます。

夏休みにやらなければいけないことって、ドーンと塊であると思うんですけど、それをどんなふうに分散させていくかとか、

例えば工作とかだったら、まず何を作るか、考えるところはどのあたりの日程でするのか、それに必要なものをいつ揃えるのかとか、そういう計画をどういうふうに作ればいいかっていうのが書いてあります。

その中で、花輪くんのあるセリフがわたしにも響いたんですけどそれはどんなセリフかというと、

「予定が急に入ることもあるから、スケジュールは余裕を持っておくことが肝心さ!」ってあって、いやもう本当にそうだよなって、大人でもそうだよなって思いました。

こういう大人にも響くようなセリフがあるので、ぜひ大人の方にも読んでいただきたいなというふうに思います。

そして、この本はですね、1番最初の部分でわたしの心を掴まれ、そして最後にも心を掴まれたんですけど、その最後の掴まれた部分はどういうことが書かれていたかというと、

最後は『今を楽しく生きよう』ってタイトルがついていて、たまちゃんとまるちゃんが楽しい話題ですごく夢中になって、時間を忘れて帰らないといけない時間を過ぎちゃって、それで家に帰ったんですけど、

その後「心配したよ」って怒られたんですけど、まるちゃんが「せっかく時間の使い方が上手になったと思っていたのに、やっぱりわたしゃダメだね〜。」って言って、おばあちゃんが「そんなことはないよ。」って言って、

「早く効率良くやることだけが上手な時間の使い方じゃないと思うよ。時間を忘れて遊んだり、好きなことに夢中になるのだって、立派な時間の使い方だよ。」っておばあちゃんが言っていて、

大人のわたしにめっちゃ響く〜って受け止めていたんですけど、そのあとまる子のお父さんが「そうだな、まる子は今日すごく熱中して楽しかったんだろ?」って聞いて、まるちゃんが「うん、すごく楽しかった!」って言ったら、お父さんが「それが1番!心の底から、あ〜今日は楽しかったって思うために人間は生きているんだからな。」って言っていて、

わたしこの見開きのページでどんだけ響いてるんだっていうぐらい、ちょっと響いちゃったんですけど、同じようにまるちゃんにも響いていて、

「そうかそういう時間を増やすために、時間を上手に使うことが大事なんだね」っていうふうに締めくくられていて、めっちゃいい本だって最後浸りながらわたしは読み終えたんですけど、そのぐらいおすすめしたい本になっています。

今回お伝えできなかった内容の部分もすごい素敵な内容ばかりで、もう全部伝えちゃいたいぐらい。駄目だけど(笑)それぐらい本当に伝えたいし読んでいただきたいなと思う本になっています。

この本の集英社さんの公式のページには試し読みのエリアがあったので、そのURLをこちら貼っておきまるおきます。

📖 公式ページ (試し読みもできます◎)

この本の監修をされている『ぬまっち先生』っていう方のインタビュー記事、1分ぐらいでサクッと読める記事も貼っておきます。

🎤『ちびまる子ちゃんの時間の使いかた』の監修者、ぬまっち先生のインタビュー記事
(1分くらいでサクッと読めます◎)

これはねわたしにもすごく響いたし、子育て世代の方にぜひ読んでいただきたいなっていうような内容なので、ぜひそちらも合わせて見ていただけたら嬉しいです。

以上、わたしのおすすめな本の内容を紹介しながら、子どもにも大人にもわかりやすい時間の使い方について、わたしの言葉もそれでお伝えしました。

最後まで聴いていただきありがとうございました。

今回は、"子どもでもわかりやすい『時間の使い方』 /子どもへの伝え方のヒントにも。"というテーマでお届けしました。

時間の使い方が上手くなるに越したことはないかなと思うので、子どもにも大人にも読んでほしい本だなって思います。魅力が伝わっていれば嬉しいです。

特にお子さんにこの本の内容が伝われば、親子のお互いの今とこの先の時間を心地よく過ごすために繋がるかなと思いますし、お子さんにとってのこの先の人生でも、絶対に活きてくるような内容だと思うので、ぜひぜひ読んでいただきたいです。

お子さんが読んですぐに全部時間の使い方をマスターしましたみたいな、魔法がかかるような本ではないし、そんな本ないので、時間の使い方が上手くなることで自分にとってどんなメリットがあるのか、楽しみながら知れるところがすごく魅力的だなって感じています。

わたし自身も、時間配分間違えちゃったなとか、まだやりたいと思っていたこと全然できていないみたいな日はまだまだあるので、わたし自身もこれからどんどん時間の使い方が上手くなって、楽しいことに使えたりとか、心の余裕を持つことに繋げていったりとか、そういうふうにできたらいいなって思っています。

みなさんにとっても、「今日めっちゃ時間いい感じで使えたぞ」とか、時間を上手く使えたことで、自分の楽しいことに使えたぞっていう時間が、今後たくさん生まれるように頑張っていきましょう。

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こはらなつでした〜!それではまた〜!

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