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人間関係の変化に向き合うコツ|娘と一緒に学ぶ

人生の半ばを過ぎて気づいたことはたくさんありますが、その中でも特に大切にしているのは「世の中に変わらないものなんてあまりない」ということです。

当たり前のことのようでいて、これを受け入れるまでには、実はかなりの時間が必要でした。

特に、人間関係の変化は私の心をざわつかせ、時には新たな自分を発見させてくれます。

私の長女も次女も、今まさにその変化の只中にいます。

一対一の関係ならまだしも、三人以上になると複雑さが増し、それぞれに気を遣う必要が出てきます。

長女はかつて仲が良かった友人たちとの距離を感じ始め、三人での会話になかなか入れずにいます。彼女がその変化にどう向き合っていくか、私にできるのは見守ることだけです。

次女に至っては、新しくできた友達との関係に、転校してきた子が加わりました。これまでの心地よい距離感が変わりつつあるのを見て、次女はどのように対応すればいいか、少し戸惑っているようです。

人間関係の変化は、心をざわつかせることもありますが、新たな自分を発見させてくれることもあります。彼女たちの経験は、私も通ってきた道。

最近になって、ようやく自分を大切にしながら、相手も尊重する関係の築き方について、こんな風に思えるようになりました。

①断る勇気

長女が以前と同じように友人たちとの関係を続けることに苦しんでいることを見て、私は次のように思いました。

時には自分のために「ノー」と言う勇気も必要だなあと。

ただし、大切なのは、その断り方一つ一つに、相手の感情を尊重し、同時に自分自身を大切にする心を込めること。

例えば、直接的な断りよりも、「朝は少し時間が欲しい」という柔らかい表現を選ぶことで、相手にも自分にも優しくできます。

②オーナーシップの重要性

次女が新しくできた友人との間に転校生が加わったことで感じる複雑な感情を通じて、自分の内面と向き合うことの大切さを改めて感じました。

自分の感情を正直に認めること、変化を少しずつ受け入れること、そして相手に合わせるだけではなく、自分の気持ちを大切にすること。

それを友人にどう伝えるかは少し工夫が必要です。小学生の娘にそこまでできるかは・・・。

例えば、さらっと「今日は用事があるから、いつもの道でまっすく帰るね」と話すことで、相手に嫌な思いを与えず、でも自分の気持ちを大切にして自分で選択ができるかもしれません。

仲の良い友達と話せない、帰れないという寂しさは伴いますが、相手の気持ちや行動の変容を強要することはできないので、ここはオーナーシップを大事にするという点が、メンタルヘルスには重要になるのではないでしょうか?


③人生の変化を受け入れる

変化を受け入れることは、簡単なようでいて、実際は大変難しいことです。
特に前向きに捉えようとするならば。

人間関係における変化は、不安や孤独感を引き起こすことがあります。

しかし、これらの変化を自己成長の機会と捉えるためには、一歩退いて全体の状況を見る余裕を持つことが大切です。

変化を通じて自分が何を学び、どう成長できるのかを考えることで、変化そのものがもたらす価値を見出すこともあるでしょう。


さいごに

しかしながら、変化を恐れず、それを自己成長のチャンスとして捉えることは、言うは易し行うは難しです。

私は50歳になり、人生で経験した多くの変化から学んだからこそ、ようやくその考えに至りました。

娘たちにわかりやすく、どう伝えたらいいのか、私自身も悩んでいます。

・自分の気持ちを受け入れて正直になること
・自分の弱さも受け入れると同時に、さまざまな強さにも気づくこと
・相手を尊重しつつも(理不尽や犯罪まがいなことに対しては、尊重する必要はありませんが💦)、自分で自分の人生の舵をとり、自分らしい選択をすること

成功と失敗を繰り返しながら、自分の幸せのヒントを得ていってほしいなあと、願っています。

人生は思っているより短い!

皆さんも人間関係に悩まれることってありませんか?

自分でコントロールできる部分を増やし、小さな選択を繰り返して、ご自身の心を大切にした「楽しい時間」を少しでも多く過ごせますように☺️

今日は娘たちの最近の様子を見ながら、人間関係について改めて考えてみました。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪


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