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"一旦おく"のちから:心に余裕を生むシンプルな習慣

いまさら?と思われるかもしれませんが、私が最近取り入れている悩み事やトラブルに対処する方法に「一旦おく」っていうのがあります。

はじめに:「一旦おく」の価値

緊急を要する時は除きますが、今すぐ行動を起こさなくてもいい時、もしくはもう少し考える時間がほしい時に、この方法を取るようにしています。

特に「相手」が絡んでくる時にこの方法の効果を実感しています。

  • 私が相手に〇〇してほしい時

  • 相手が私に〇〇してほしいと期待している時

これらの場合、すぐに返答を求めたり、提供したりするのではなく、「一旦おく」ことにしています。

その際、大切にしているのは、「自分と相手への思いやり」です。

具体例とその効果

相手が私に要求する何かがあった時は、まずその話を聞きます。
何に困っているのか、何を解決したいのか、また何を期待しているのかを理解しようとします。
感情も大事に
します。
でも、自分が自分を大切にできないような状況なら、共感はしますが、「同調」はしません。

同様に、私が相手に何かを求める時も、相手の現状を理解し、今がその要求をしてもいい状況なのか、それとももう少し時間を置いて、相手が余裕を持てるタイミングでお願いするべきかを考えます。

たとえば、また、上司に急かされていたある仕事について、すぐに返答するのではなく、一度立ち止まって考える時間を持つことで、より良い解決策を見つけることができ、期待以上の結果を出すことができました。
上司の仕事状況も把握して、タイミングよく提出したのも良かったのかもしれません。

昨日投稿した「書き心地が苦手だったペンを、すぐに捨てずに置いておいたところ、ペン先の太さの違う替え芯に変えただけでびっくりするほど書きやすくなった」なんていう話も、この応用かもしれません。

「一旦おく」の実践方法

このように、「一旦おく」ことで、思わぬ解決策が見つかることもあります。
もしもあなたが今、何かに迷ったり悩んだりしているなら、一度「一旦おく」を試してみてはいかがでしょうか。
以下に、実践するための簡単なステップを紹介します。

  1. 問題を認識し、解決策を急ぐ必要があるかどうかを判断する。

  2. 必要なら、一時的に問題から距離を置き、頭を冷やす。

  3. その間に、他の視点から問題を見つめ直す。

  4. 相手がいる場合は、相手の立場や感情を理解し、最適な対応時を見計らう。

「一旦おく」という行動は、ただ何もしないというわけではありません。
忘れてしまう、ということもでもありません。

より良い解決策を見つけるための、大切な時間を作ることです。
あるいは、一方向からしか見えてなかった事柄を、多方面から捉えるチャンスを作る時間にもなります。

2のおすすめは、本を読んだり、ノートに感情や考えを書いたりする時間を、意図的に作ること。

まとめとして:あなたの人生における「一旦おく」の価値

思春期の娘との対話、あるいは上司からの要求への返答など、焦りや不安が落ち着きに変わり、自分と相手を大切に思った対応が取れるように、だんだんなってきました。

ある意味、毎日トレーニングをしているかも?

一旦おいて、冷静になり、再評価することで、人間関係に悩まされる時間が軽減しました。

この小さな変化が、あなたの人生に大きな影響をもたらすかもしれません。

一度、試してみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでくださりありがとうございました。


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