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さらば、燃え尽き症候群|「静かな働き方」を読んで(読書感想)

最近、「静かな働き方」という本に出会いました。
年度末になるといつも感じるストレス・・・。
そんな私に、この本は「ほどよい」仕事を通じて自分の時間を取り戻す方法を提案してくれました。



1 本の紹介


サンフランシスコ在住の著者、シモーヌ・ストルゾフが、働き方に対する期待値を見直すことの大切さを語っています。

この本は、具体的な働き方のテクニックを紹介するわけではなく、八人の異なるストーリーを通して、働くということ、対価の意味、雇用の本質について考えさせられます。


読み終えると、「自分はこれからどう生きるべきか?どう働くべきか?」という問いに自分自身で答えを見つける勇気が湧いてきます。


2 気づき

この本から得た気づきは、
・仕事だけが自分のアイデンティティではないこと
・企業は「雇用」を「取引」と捉えていること
・個々人が感じる「やりがい」は必ずしも仕事選びの唯一の基準ではないこと
という点です。

これらの視点は、自分自身の仕事への取り組み方を見直すきっかけとなりました。


3 私の経験

①仕事への取り組みの変化

特に、雇用主が「仕事」を「取引」として考えているのなら、被雇用者も「取引」と「雇用」を捉えることで、プライベートな時間をより大切にできるようになるのではないでしょうか?

自分自身の経験から言えば、仕事に対する姿勢を変えることで、生活の質が向上しました。

年度初めには上司と職責を再確認し、勤務時間内に収まる仕事配分で働くように心がけています。

そして大体が定時に仕事を終え、帰宅して家族のため、自分のために、下手だけど晩御飯を作っています。
家族で食卓を囲む時間を大切にしています。

②人間関係と自己成長

さらに、私の生活では、友人や家族との関係が大きな支えとなっています。
仕事での出会いが深い友情に発展することもありますが、人生の各段階で友人との関係が変化することを経験しました。

子どもの成長や、自分自身のライフステージの変化に伴い、母親や妻としての自分を再発見する機会もあります。

こうした人間関係の変遷は、仕事以外での自分を豊かにしてくれます。

学生時代やママ友として出会った人々、仕事を超えた関係で繋がった友人たちが、私の人生に多様な色を加えてくれています。

4 さいごに

あなたは仕事以外でどんなアイデンティティを持っていますか?
仕事とプライベートのバランスを取るために、どんなことを心がけていますか?

「静かな働き方」は、そんな問いに対するヒントをくれる一冊です。

仕事を終えて家に帰った時、仕事以外の自分をどう見つけ、どう大切にしていくか、その答えを探しているあなたに、この本はヒントを与えてくれるかもしれません。
ぜひ一度読んでみてくださいね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪

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