トラウマやPTSDについての研修会に
参加しました。
トラウマに関する研究と
臨床の大家と言われる医師が、
限られた時間の中で、
盛りだくさんの内容を
お話しくださいました。

PTSDの生涯有病率は
1.3％であり、
トラウマとなるような
生命への脅威を感じる
出来事があっても、
状況が整えば、
自然に回復するケースも多いと
おっしゃっていました。

一方で、
よくない状況が続き、
慢性化するケースもあると
語られました。
PTSDの治療の一つに、
感情調整をテーマとした
プログラムがあります。

ショックな体験をした人の中に、
「感情が出たら悪いことが起こる」
「感情がわからない」
と語る方々が多いそうです。

そして、
感情を持つことは危険だと
学習してしまうのだそうです。

私が感情を持つこと。
私の感情が
私を守り、
私の動きを導くこと。

改めて
感情の価値を
考える時間となりました。

（20190802記載）