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『365日#Tシャツ起業家』に、何故たくさんの応援が集まるのか🥕

おばんです。久しぶりにnote更新します!

今回は『365日#Tシャツ起業家』という本を読んで感じた事を書いていきたいと思います!著者の秋元里奈さんの生き方にすごく感銘を受けたので、気づきや学びをシェアしていきます!

ところで、皆さんは『食べチョク』というサービスをご存知でしょうか?品質にこだわる農家・漁師から旬の食材を直接お取り寄せできる産直通販サイト『食べチョク』は、コロナ禍の巣ごもり消費を追い風に、利用者が爆増し続ける、日本一の産直ECサイトです!


365日#Tシャツ起業家って何者!?

『食べチョク』を運営するのは、2016年創業の農業支援ベンチャー「ビビッドガーデン」。本書の著者であり、「ビビッドガーデン」創業者である"秋元里奈さん"は、「Forbes」の「アジアを代表する30歳未満の30人」に選出され、今最も勢いに乗る起業家の1人です。

この本に出会ったきっかけは、そんな秋元里奈さんのTwitter。フォロワー数38,000人を超えるTwitterのアカウントの固定ツイートは「#農業漁師からのSOS」という#のついたツイートでした。

「こんなに勢いのある起業家が、1人の生産者にここまで真摯に向き合っているんだ…。」

と衝撃を受けました。

そこから秋元里奈さんに興味を持ち、色々調べていた所、最近出版された「365日#Tシャツ起業家」と言う本見つけ、購入に至りました。

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荒れ果てた実家の畑を見て、芽生えた"想い"

"本当にやりたいこと"がない事がコンプレックスだったという秋元さん。大学を卒業して、IT企業に就職した後、仕事を楽しみながらも、自ら進んで「やりたい」といった仕事がない事に、3年間モヤモヤし続けていたと言います。(このモヤモヤ、めちゃくちゃ共感します…!)

そんな中で、ある異業種交流会で、「秋元さんの実家の農地を活かして、お祭りを企画しよう」と言う話になり、数年ぶりに実家の農地を訪れることに!(実家が野菜農家だったみたいです。)

しかし、そこには荒れ果てた畑だけが残っていました…。実家は農家を辞めてしまっていたのです。

 その時にはじめて、「自分の実家のように、目の前で畑をなくすか悩んでいる農家さんを本気でサポートしていきたい!農業(一次産業)を良くしていきたい!」という使命感を持ったといいます。

紆余曲折を経て、本当に"やりたいこと"が、社会人3年目で見つかりました。

本書のQ&Aで語られたこの言葉。

「やりたいこと」が見つかるタイミングは人それぞれ。わたしが「やりたいこと」を見つけたのは社会人になってからだった。

就職活動中、"やりたいこと"がなかなか見つからず、今もやや抽象的なままな自分にとって、すごく励みになる言葉でした。


なぜ365日、Tシャツを着続けるのか?

本書のタイトルにある通り、365日着続けている『食べチョクTシャツ』は、秋元さんのシンボルマーク。なんと、1年を通して、365日、仕事以外の寝る時もプライベートでも「食べチョクTシャツ」を着続けています(びっくり!👀)

3年前「食べチョク」が駆け出しだった時に開催したマルシェで、うっかり多めにつくってしまった30枚のTシャツ。1枚1000円、3万円の損失は、駆け出し当初で1円も無駄にできない会社にとってかなりの痛手だ、と考えた秋元さんは「これ、毎日着たらいいんじゃない?」と閃いたそうです。

しかし、今ではその『食べチョクTシャツ』がメディア露出の際の宣伝としては勿論、投資家や事業パートナーに想いを伝える際にも一役買っています。

『食べチョクTシャツ』を毎日着ていることが、本気で事業に取り組んでいる事を、1発で信頼してもらうツールになる。

「捨てるのがもったいない」が生んだ偶然の産物ではありますが、常日頃から、本気で「食べチョク」の事を考え続けてるからこそ、生まれた閃きではないかと思いました。


なぜ秋元さんは愛されるのか?

 秋元さんの経歴を見ると、慶應義塾大学卒業→大手IT企業就職→起業家と、東北の田舎者の私からすると、雲の上の存在で、めちゃくゃキラキラして見える人生。でも、秋元さんは昔から一貫して"泥臭い努力の人"だと言うことが、この本を通して分かりました。

 学生時代も「負けず嫌い」だったからこそ、泥臭く努力をして、結果を出し、『食べチョク』でも最初はとんでもない苦労と失敗の連続でした。

 泥臭い努力を徹底して行ってきたからこそ、結果を出すことができる事が、秋元さんの人生からひしひしと伝わってきます。だからこそ、たくさんの人の"共感"を呼ぶのだと思います。

そして、もう一つの成功要因は"圧倒的な想いの強さ"だと思います。

コロナ禍でも、徹底して"生産者ファースト"。「一次産業に携わる人達を救いたい!」という想いが追い風となって、結果として事業の成長に繋がっています。生産者の事を想い続けるからこそ、結果、生産者から愛されているのです。

熱い想いを持った秋元さんに共感して、従業員・生産者・投資家等の関係者の応援が集まり、みんなで『食べチョク』というサービスを共創している。だからこそ、消費者が応援したいと思うサービスが出来上がっているのだと思います。


まとめ

この本を読んで、4月から新社会人になるにあたって、すごくいいヒントをたくさん得る事ができました。特に「努力する人は夢中な人には勝てない」という言葉にとても共感しました。

自分自身、「自分が本当に熱い想いを燃やし、夢中になれるものは何なのか?」という問いに向き合いながら、地域で泥臭くたくさんチャレンジしていきたいと思います。
 
もしこのnoteを読んで、興味を持ったら、ぜひ『食べチョク』のサイトをを覗いてみたり、「365日#Tシャツ起業家」を読んでみてください!きっといい発見がたくさんあると思います!


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