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#55 【鬼時短より】「うまくやっといて」が失敗する時(2024/03/19)

こんにちは。旅行系Webエンジニアのこへいです。
電通の時短改革の手法が語られた「鬼時短」を読了。

本書で紹介されている「改革が失敗するNGワード」というのがとても納得感がありました。
メンバーシップ型の組織におけるNGワードでの失敗例と改善方法という切り口で紹介します。


◯NGワード

鬼時短で社長が言ってはいけないNGワードとしてこの3つが挙げられています。

  • 「現場で考えろ」

  • 「うまくやれ」

  • 「それをどうにかするのがきみたちの仕事だろう」

いずれも平時には「管理者」たちによって愛用されている言葉です。
緊急事態には現場のやる気を削ぎ、改革をストップさせる効果しかないと紹介されています。

◯「うまくやっといて」が成り立つ組織

メンバーシップ型の組織においては、「いちいち言われなくてもうまくやるメンバーを育てる」という方式で成り立っています。

メンバーシップ型:人が主体の総合的な業務を対応。成果主義で評価。
ジョブ型:職務が主体の専門的な業務。年功序列の評価。

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