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僕とトータスコーヒーの往復書簡

トータスコーヒーのこーすけさんとの出会いは、2012年の夏頃。僕もこーすけさんも、会社員だったときのこと。

当時勤めていた会社も3年目になり、一年の仕事の流れと仕事量も把握出来るようになったこともあって、週末によく車で色々な場所に遊びにいくようになった。その中の1つが、長野県上田市。その頃は、大河ドラマの舞台になるとはこれっぽっちも思っていなかったし、どちらかというと映画サマーウォーズの舞台となった場所、という認識だった。

僕には、よく泊まりに行っていたゲストハウスがあった。過去形というのも、もう無くなってしまったからのだけど、当時は、金曜日の終業後に名古屋から車を走らせて上田に行き、月曜日の早朝5時に上田を出てそのまま出勤するほどの入れ込みようだった。

こーすけさんとは、そのゲストハウスのラウンジバーで出会った。

今思い出すと少しこそばゆくなるのだけど、まだ20代だった僕らは将来に夢を膨らませていて、僕はいつか独立してフリーランスとして仕事をしたいだとか、こーすけさんはいつか珈琲で自分のお店を持ちたいとか、夜な夜なバーでそんな話をしていたのを思い出す。

その3年後、こーすけさんは地元である上田市にトータスコーヒーをオープンし、僕もいつのまにかフリーランスでデザインを生業にするようになった。オープンにあたって、ロゴマークやパッケージ、サインなど、お店作りからお手伝いすることになり、友人の家にしばらくお世話になり上田に滞在していた。
トータスコーヒーのロゴマークは、自分としても何かブレイクスルーのきっかけになったように感じていて、とても思い入れが強い仕事でもある。

こーすけさんの淹れるコーヒーは、雑味やえぐみなどが一切無く、本当に美味しい。何ていうか、たまに遭遇する、耳の下辺りが「いーっ」となる感じが無いのだ。その理由は、僕とこーすけさんとの手紙のやりとりの中で、少し語ってくれている。

とはいえ、友人であるこーすけさん自身が豆を焙煎していることもあって、安心して飲むことができる。それに、お店には20種類ほどの豆を常時ストックしているので、いつ行っても同じ豆が楽しめるし、行く度に違う豆を選択できるのも、楽しいところだ。

今でも上田はよく訪れていて、イベント前にも東京へ行く前に少しだけだけど寄ろうと思っている。いつもと変わらない美味しいコーヒーを淹れて待っていてくれる友人がいるのは、本当にうれしい。

イベント2日目の12日(木)には、実際にこーすけさんが会場に来てコーヒーを淹れてくれるので、みなさんランチ帰りや仕事帰りにほっと一息しに来て下さい。

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「僕とみんなの往復書簡」
月日:4/11 wed.-4/15 sun.
時間:14:00-22:00 (sat & sun 12:00-22:00)
場所:杉並 海の家(〒168-0063 東京都杉並区和泉1-5-12)

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