パーフェクト・ワールド
世の中に完璧なものなどあるのだろうか?
世間一般は、完璧なものを求めがちである。
作品ならまだしも、その人の人柄まで求めてくる。
賛否はあると思うが、過去にそのクリエイターが起こしたことや、発言などは
現在の作品に影響するのであろうか?
聖人君子が作った作品が面白いかどうかも、わからない。
人間少し欠点がある方が面白い。
偏見だけれど、私を含め、クリエイターは社会不適応者が多いと思う。
だからこそ、作品を作り続けるのではないだろうか。
もし、完璧なものができたとしたら、
それでゴールになってしまう気がする。
とある有名なギターリストが、ライブ前に完璧なチューニングをして、
出番直前でギターを少し床で叩いて、
チューニングを狂わせるという話を聞いたことがある。
完璧なものが、よい訳ではない。
少しチューニングが狂っていた方が味がある。
音楽も文章も。
本日の文章は、あえて少しチューニングを狂わせて書いてみました。
あしからず。
よろしければサポートよろしくお願いします。