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ノイズで審査にはじかれたときはどう対策するか? 【オーディオストック攻略】

ノイズで審査にはじかれたときはどうするのかというと、

・トラック単体が原因だったらプロジェクトに戻って処理
・書き出しの際に発生したプチノイズ程度だったらDAWに戻らず、2mixのオーディオファイルを直接処理


ということにしています。書き出しで発生するプチノイズ等は、再度書き出しをすると別の部分にノイズが乗る可能性があるので。

処理には、どんな種類のノイズにも対応できるノイズ除去ソフトiZotopeの『RX 』を使います。

■ブログ「もはや必需品。万能なオーディオノイズ除去ソフト『RX』とは。機能一覧の日本語版つき。」

視覚的に、ピンポイントに処理できるのが魅力です。

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音楽以外のノイズを取るだけでなく、楽器特有の演奏ノイズをまろやかにする、ということもできます。

ELEMENTSでもできることはかなり多いんですが、Photoshopの「スポット修復ブラシツール」のように、ノイズ部分を別の音で補填する機能、「Spectral Repair」が使えるSTANDARDも魅力的です。

ノイズに関してもう少し言及しておくと、予想以上に、ノイズが聴こえないモニター環境の人が多いんじゃないのかな、というのは感じています。

複数のかたに音声データをいただく機会があるんですが、ノイズが入っているデータはかなり多いです。特にサー、というノイズ。

いくらやっても審査に弾かれる、というかたはモニター環境を見直してみるとよいかもしれません。

定番のヘッドフォン「SONY CDR‑MD900ST」は非常にノイズがわかりやすいです。新しく、バランスのよい新定番と言われるヘッドフォンも色々ありますが、まずはこちらで聴いてみるのをお勧めします。

あまり大きな声で言えないテクニックとしては…

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