ワーホリ後の働き先は?

泊まっている(もはや住んでいる)バックパッカーズに、ワーホリ経験者で、3ヶ月だけ観光ビザで遊びに来た日本人の方と知り合った。2年間ワーホリを経験した後、日本にしばらく戻っていたそうで、今回はオーストラリアに置いてある車の処理や、諸々の事情で3ヶ月間オーストラリアに滞在するらしい。

「何でワーホリでオーストラリア来たんですか?」

と聞いたら、北海道でイクラ漁をしていた際の同僚にワーホリ経験者が多かったそうだ。そこで、お金を稼ぐならオーストラリアが良いと言われてオーストラリアに来たそうだ。

これを聞いた時に、「ワーホリ終わった後に、北海道のイクラ漁してるの?」と単純に疑問に思った。お金を稼ぐ目的でオーストラリアに来て、ワーホリが終わったから日本に戻ってお金を稼げるイクラ漁をしている。ロジックは間違っていない。確かに、オーストラリアに来る理由として、お金を稼ぐ為に来ている人も多くいる。ファームジョブ、ファクトリー、建設現場など、時給が良い仕事は多い。ただ、支払う税金や、生活コストを考えると、本当に「お金の為」という理由でオーストラリアに来て、割に合っているのかは微妙な所だ。ワーホリを終えた後に、日本に帰って生活する予定の人なら尚更だ。AUDJPYのレートは、79.45 (15:00 27/2/2019時点)。仮にオーストラリアで、AUD5,000貯金したとして、日本円でJPY397,250(単純に先ほど紹介したレートで換算した場合。実際は、TransferWiseでも使わない限り、もっと悪いレートで両替する事になる。)

4年ぐらい前に、ワーホリのエージェントの説明会に行った時に、「ワーホリを終えた人は、その後どんな仕事をしているのか?」聞いてみたら。「データがなくて分からない」との事だった。留学エージェントを通してワーホリに来て、当然アンケートの依頼などすると思うのだけれど、データが集まっていないとすると、「留学エージェントへの満足度が低かったのかな?」と思ってしまう。

ワーホリの目的は様々だけど、予め、ざっくりでも良いので、入り口と出口を決めて開始した方が後悔はせずに済むだろう。

P.S.元営業の視点から考えると、留学エージェントの方が、キラートークで、「オーストラリアは時給が高い仕事もたくさんあるから、向こうに行って働けば留学費用くらいすぐに取り返せますよ!!」的なトークをしていないかな〜。と勘ぐってしまう。(苦笑)

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