児童養護施設でヘアカット~第4回後編~
ども、イシちゃんです。
前編では受験生の男の子のお話しでしたが、よくよく考えてみると…
自分の事を話しているようで、人から上手に話を聞きだして、聞き入る男子
って実はめっちゃスキル高いんじゃないかと思うんです。
中学生くらいの男の子ってまだまだ「オレガオレガ」な部分が強かったりしそうじゃないですか?
なのに、自分の夢を語っているようで、実際は自分の夢を実現する為に相手の話を引き出し、真剣に耳を傾ける15歳って将来有望でしかないと思うわけです。
3年後…この子採用したくなりました(笑)
で、今回はもう1人別の女の子のお話しです。
彼女は建築や家具のデザイナーになりたくて、デザインが学べる高校に片道2時間かけて通っているのだとか…
その話をするときの彼女の顔がまたキラキラしていて、応援しないわけにはいかない気持ちにすらなりました。
というのも、僕には長年仕事をサポートしてくれている人がいるのですが、その人の伝手に彼女の夢に関係する人がいるからです。
福岡にお住いの人であれば、テレビで見たことがあるかもしれません。
リフォームや建築の際に出る木材の端材を使って子供家具や木製玩具を作ったり、製作体験をしたりしている企業さんです。
実は、僕がこの活動を始めたことを彼がサン友さんに話したところ、子供家具や木製玩具を寄付したいと言ってくださったそうなんです。
で、先日慈愛園さんの下へ無事に寄付されたようなのですが、彼女の夢とサン友さんが繋がるんじゃないかと思ったわけです。
なので、彼女にはそういった経緯を話し、サン友さんと直接連絡を取り合ったスタッフさんに聞いてみると良いよと伝えたわけですが…
カットも終わらない内から、すぐさまそのスタッフさんに声かけて、「ちょっと後で話聞かせて!」ってアポとってたんですよね。
行動力と決断力の早さに驚きました!
もしかしたら、タイムリミットがある彼女たちの境遇がそうさせているのかもしれないですけれど、それにしても、この行動力と決断力には脱帽です。
きっと慈愛園のスタッフさん達の教育が素晴らしいのだと思います。
僕にできることは、カットくらいなものだと思っていたのですけど、こうして考えてみれば、いろんなお客さんがいて、いろんな繋がりが生まれる美容師って、
マッチング
って形でもサポートできるんじゃないかと思いましたね。
いや、思うだけならいくらでも妄想できる話なんで、実際に繋げていきますよ。
これを読んでくださった方の中で、「あ、ウチにも繋がるかも」って感じてくださった方は、いつでもDMしてください。
間違いなく彼女は喜んでくれると思います。
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